広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

街中で森林浴

2009-06-17 20:53:51 | 秋田の季節・風景
千秋公園へ。ツツジは終わったが、アヤメが見頃かもしれない。
公園の裏、本丸西側の御隅櫓(おすみやぐら)の下に「あやめ園」がある。秋田市公園課のサイトには「昭和28年(1953年)頃、本丸下のあやめ畑に、明治神宮外苑のあやめを譲り受け植えていました。現在は木道などの周辺整備を終え、カキツバタ3,019株、ハナショウブ2,822株、アヤメ639株が植えられています。」とある。

あやめ園整備とおそらく同時期に、あやめ園直下、千秋トンネル南側の県職員住宅付近からの階段や遊歩道が整備され、クッション性のある路面が使用されるなど歩きやすい。(ただし傾斜はきつい)

うっそうとした“森”。秋田市中心部とは思えない。

紅葉もきれいだったが、緑も美しい。



しばし森林浴気分の後、あやめ園に到着。公園のいちばん奥なので観光客はあまり来ないと思うが、地元の人が数人いた。

アヤメ・カキツバタ・ハナショウブの違いはよく分からないが、
アヤメ? はチラホラ咲いていて終わりかけ?

ハナショウブ? はまだつぼみが多い
もう少ししたらハナショウブがきれいかもしれない。わざわざ訪れるほどかは分からないが、お近くに行くついでがあれば、運動を兼ねて公園の奥を覗いてみるのもいいかもしれません。
後日、ハナショウブが咲いた様子
近くの本丸奥の滝と

続きのせせらぎ
ここは近隣の幼稚園・保育所、小学校がちょっとしたお出かけで利用することが多く、僕も図工・理科・そり滑りなどで来た。せせらぎに落ちる(入る?)子がいたな。

今回初めて知ったが、御隅櫓前経由で滝の上にも行くことができた。千秋公園は奥が深い。

マンホールから水の流れる音がして滝に注いでいるようだ。園内のわき水だと聞いたことがある。
滝の真上から見下ろしたところ
近くで見ようと近づくと、絶妙のタイミングで流れが急に弱まり、流れるか流れないかくらいになってしまった。
マンホール内ではじょろじょろ音がするので、ある程度水をためてから放水するのだろうか。水洗トイレみたいで、自然の滝ではないということだ。
再び“森”を抜けて下に下りたとたん、マンション群が目に入る
千秋公園というと、城跡・お堀やイベント会場に目が向けられる。今後、外堀に親水デッキができるらしいし、先日の一部報道によれば、木内向かいの外堀沿い民有地を秋田市が購入し、既存の駅側と対になったポケットパークとして整備するようだ。
多くの目に触れるそれらもいいけれど、周辺住民としては、街中にいて森林浴ができるような裏側の豊かな自然こそ、千秋公園の誇りだと思う。
コメント (2)
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