梅雨なのにさわやかな晴れの天気が続く秋田。秋田は秋の長雨や冬の降水量も比較的多く、梅雨に飛び抜けて雨が多いというわけではないが、これほど好天が続くのは珍しいと思う。
久しぶりに昼間の秋田駅東西自由通路へ行った。
東端から撮影。見えないが中程右が中央改札口
東口から秋田駅中央改札口・みどりの窓口・駅ビル“トピコ”入口の動く歩道を経て、西口のバスターミナルに降りる階段までが1997年の秋田新幹線開業時に駅舎本体と一緒に新築された部分。
その後、西口から道路を渡り、イトーヨーカドー秋田店前(西口広場というらしい)までが2000年に延長され、「ぽぽろーど」と名付けられた。
両者は外観は一体化しているが、構造は違い、延長部分は単純な通路なので、低めの天井で両側が窓なのに対し、通路に面して改札や店がある97年完成部分は、駅舎と一体となった波打った高め屋根が開放的で、窓は少ないながらも上手く光を活用していることは以前ご紹介した。
夏至近くの晴天の昼なので、いつも以上に明るい通路を歩いていると、
足元を見てはっとした
波打った天井にステンドグラスが取り付けられているのは知っていたが、一年でいちばん高い日差しがガラスを抜けて、真下の通路と壁に光を落としていた。
開業12年目にして初めて見た光景
直射日光や照明をうまく使っている秋田駅舎だが、細長いステンドグラスはあまり役立っていないように思っていたが、こんな美しいとは知らなかった。
真下から
アップ
中央改札付近から東口方向
赤・オレンジ・緑・青系統のガラスがあり、色ごとにデザインも違う
西口方向。白い壁の途切れた部分が中央改札口
斜めに(直立させるには天井が低いから?)竿燈が飾られている
改札前から東口方向
銅像が竿燈を挙げているようにも見えますが、別物です。
改札口前は通路よりも天井が高く、光が直接差し込む。竿燈の提灯は夜にろうそくを灯すものだが、昼間に光が通って透けて見えるのもきれいだ。
秋田に多い曇りや雨・雪のどんよりとした時は、ちょっと寂しいが、やっぱり、秋田駅はかなり「光」にこだわって設計されているようだ。
地元だからひいき目で見ることもあるけど、各地の新しい駅舎の中では、ひときわ美しいと思う。
※改札口より西側のステンドグラスは駅ビル“トピコ”前の動く歩道付近までありますが、人通りや周辺風景などの関係上、東側の方がじっくり楽しめると思います。
※このステンドグラスのテーマや意図、作者について。
先日、尾張大橋・伊勢大橋・長良川河口堰見学の際に利用した、JR関西本線・名鉄尾西線の「弥富(やとみ)駅」にもステンドグラスらしきものがあった。
小さくて狭い駅舎だけど、天井には
金魚が描かれている(ステンドグラスとは言わないかな)
愛知県弥富市は、金魚の養殖が盛んなので、設置されているようだ。
画一的に見える駅舎でも、こういう風に個性が光るのを見つけると楽しい。
久しぶりに昼間の秋田駅東西自由通路へ行った。

東口から秋田駅中央改札口・みどりの窓口・駅ビル“トピコ”入口の動く歩道を経て、西口のバスターミナルに降りる階段までが1997年の秋田新幹線開業時に駅舎本体と一緒に新築された部分。
その後、西口から道路を渡り、イトーヨーカドー秋田店前(西口広場というらしい)までが2000年に延長され、「ぽぽろーど」と名付けられた。
両者は外観は一体化しているが、構造は違い、延長部分は単純な通路なので、低めの天井で両側が窓なのに対し、通路に面して改札や店がある97年完成部分は、駅舎と一体となった波打った高め屋根が開放的で、窓は少ないながらも上手く光を活用していることは以前ご紹介した。
夏至近くの晴天の昼なので、いつも以上に明るい通路を歩いていると、

波打った天井にステンドグラスが取り付けられているのは知っていたが、一年でいちばん高い日差しがガラスを抜けて、真下の通路と壁に光を落としていた。

直射日光や照明をうまく使っている秋田駅舎だが、細長いステンドグラスはあまり役立っていないように思っていたが、こんな美しいとは知らなかった。





斜めに(直立させるには天井が低いから?)竿燈が飾られている

銅像が竿燈を挙げているようにも見えますが、別物です。
改札口前は通路よりも天井が高く、光が直接差し込む。竿燈の提灯は夜にろうそくを灯すものだが、昼間に光が通って透けて見えるのもきれいだ。
秋田に多い曇りや雨・雪のどんよりとした時は、ちょっと寂しいが、やっぱり、秋田駅はかなり「光」にこだわって設計されているようだ。
地元だからひいき目で見ることもあるけど、各地の新しい駅舎の中では、ひときわ美しいと思う。
※改札口より西側のステンドグラスは駅ビル“トピコ”前の動く歩道付近までありますが、人通りや周辺風景などの関係上、東側の方がじっくり楽しめると思います。
※このステンドグラスのテーマや意図、作者について。
先日、尾張大橋・伊勢大橋・長良川河口堰見学の際に利用した、JR関西本線・名鉄尾西線の「弥富(やとみ)駅」にもステンドグラスらしきものがあった。


愛知県弥富市は、金魚の養殖が盛んなので、設置されているようだ。
画一的に見える駅舎でも、こういう風に個性が光るのを見つけると楽しい。