広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

みかん菓子

2009-06-19 20:56:42 | 各地お土産・食べ物
静岡県のお菓子のお土産といえば「うなぎパイ」が圧倒的に有名。ほかは「こっこ」、「安倍川餅」、「追分羊かん」、お茶を使ったもの(プリン、羊羹etc)などだろう。
でもお茶と並ぶ静岡の農産物であるミカンを忘れてはいけない。特に県西部の浜松市中心部から浜名湖沿いに内陸に入った浜松市北区三ヶ日(みっかび)地区(旧三ケ日町)の「三ヶ日みかん」を使ったお菓子はいろいろある。
僕は「あまりにメジャーなものは(もらったりして食べる機会が多いから)自分では買わない」というお土産購入ポリシーと「うなぎのお菓子よりもミカンのお菓子の方がおいしそう」という思い込みから、浜松ではあえてうなぎパイを外して、ミカンのお菓子を選ぶことにしている。

その中でもイチオシが、三ヶ日に本店がある「入河屋」の「三ヶ日特産 みかん最中」。
入河屋は三ヶ日周辺、浜松駅前の百貨店、愛知県豊橋市などに店舗がある和洋菓子店。地元産三ヶ日ミカンを使ったスフレやゼリー、シャーベット風ソフトクリーム(一部店舗のみ)なども作っているが、主力商品がこのモナカみたいだ。
店舗以外では、以前は浜松駅の小さなキヨスクで5個入りのしか買えなかったが、今回行ったら、キヨスク経営の「ギフトステーション」という大きな土産店でうなぎパイなどと並んで扱われていた。5個入り以外のものも置かれ、待遇が良くなったようだ。でも今回は荷物の都合上、
いちばん小さい5個入りを購入。760円
箱が段ボール風でこじゃれているけど、かさばって、余計重く感じられるのが難。

モナカをつぶさない配慮かもしれないが、自家用簡易包装版もあればいいな。そして中味は、
平べったくて薄め
仙台の「白松がモナカ」よりほんの少し大きいくらいか?
皮は輪切りミカンの模様


あんは暗めのミカン色(原材料に着色料が記載されていないので、本物のミカンの色ということになる)。
一般的に味付けあんのベースには白あんが使われる。このモナカも帯広産の豆の白あんに三ヶ日ミカンを混ぜている。僕は純粋な白あんは苦手だけど、こういう味付きあんは大丈夫です。

果肉感などは感じられないが、ちゃんとミカンの味がする。甘さが強くなく(甘くないとは言えない。甘いのが苦手な方はどう感じるか分かりません)て、薄めの皮だけどパリッと香ばしい(皮=最中種は近江産米粉使用とのこと)。僕の知るモナカの中ではいちばん好きなモナカだ。

調べたところ、静岡県内など関東以西各地に複数の「みかんもなか」や「ゆずもなか」と称する同コンセプトと思われるお菓子がある。その中にはもっとおいしいのがあるかもしれないが、入手のしやすさも含めて、浜松土産としておすすめしたいお菓子です。

僕としては、浜松を通るときは、途中下車してでも買いたい。なお、最近は、ミカン入り米粉ロールケーキ(砂糖不使用、ミカンの蜂蜜使用)を出したり、オンラインショップもできたとのこと。


もう1つは初めて買った「春華堂」の「みかん日和 三ヶ日産みかんジャムのタルトレット」。あのうなぎパイの製造元のミカンのお菓子だ。「東海キヨスク2009新商品開発コンテスト選定品」のシールと、「タルトレット」にひかれて購入。
8個入り950円
僕は「タルト」が好きなので、タルトレットも同じものかと思ったが、違うモノのようだ。
包装からミカン色

おいしそう


でも、さくっとした食感、マーガリン(バターは入ってない)とみかんジャムがおいしい。ただ、原材料名欄の「みかん」より前に「オレンジジャム」と記載されており、地元産ミカン100%使用というわけではないようだが(モナカの方はミカンだけのようだ)、こちらもなかなかです。

※今日の記事とは関係ないですが、以前の「明治ブルガリアヨーグルト」に続いて、「森永ビヒダスプレーンヨーグルト」も来週火曜日、6月23日から50g減らして450gになることが発表された。値上げは落ち着いたかと思ったが、まだ影響は続くようだ。
コメント (6)
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