広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

速報・新バス運賃

2009-06-30 23:08:34 | 秋田のいろいろ
いよいよ7月1日から秋田市のバス会社の運賃が値上げされる。
6月30日の夜に公式サイトを見てみると、運賃検索が新運賃に更新されていた。(更新は運賃のデータのみで、検索自体の使いにくさや名称が変わる新屋地区の3つの停留所名はそのまま)
秋田駅(西口・東口とも)から任意のバス停までの運賃が検索できるので、必要な方はご確認を。

ざっと見たところ、西口から
交通公社前、通町、有楽町まで:160円と初乗り区間は順当に20円アップ。

ただし、
山王十字路まで:160円
大町五丁目(新屋・割山方面)、通町二区(将軍野線・泉ハイタウン線)/すわ町(神田・添川方面)まで:170円
聖園短大前(泉ハイタウン線)まで:180円と10円しか値上がりしない区間もある。
特に、県庁・新国道方面では、交通公社前の2つ先の山王十字路まで初乗り区間が拡大された。意図したわけでなく、距離と加算額の関係だろうが、これはうれしい。

その一方、
新国道経由の幸町交番前(以前のいすゞ前)までは220円で、たしか値上げ前は190円だったと思うので、30円値上げになるはず。しかも、この1つ前の運賃区間は山王十字路までだから、右折して次の山王二丁目からは一挙に60円も上がってしまう。

なお、山王十字路を直進して、
県庁・市役所前を経て文化会館・八橋球場前まで:200円
県立体育館前を経て面影橋(寺内経由)/臨海十字路(車庫・臨海方面)まで:250円と20円の値上げ。

値上げ額にばらつきがあるようなので、しっかり確認した方がよさそう。
※本記事内の新運賃は公式サイトの検索結果、旧運賃は僕の記憶によるものです。実際にご利用の際は、車内で確認をお願いします。
コメント (2)
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東北森林管理局

2009-06-30 20:16:01 | 秋田のいろいろ
秋田駅の南西1キロの南大通り周辺は、住宅・商店のほか、医療機関や各種団体の事務所などが集まっている。
国の出先機関もあり、1つは秋田南税務署。秋田市内には北部を管轄する秋田北税務署が土崎(つちざき)地区にあり、残りの地域を南税務署が管轄している。秋田市程度の規模の町で、税務署が2つに分かれているのは珍しいようだ。秋田市には金持ちが多いわけでもないだろうに、なぜなんだろう?
もう1つが中通小学校の隣のこちら
通りに面していて、この裏にある税務署より大きな建物。(左の高いのはマンションです)
工事の足場や覆いで分かりにくいが、これは「東北森林管理局」。国有林の管理などを行う、林野庁の出先機関。それだけに道路に面した柵や玄関周りが木製だ。

秋田の人に「森林管理局」と言っても分からないかもしれない。ここは1999年までは「秋田営林局」だったから、今でも「営林局」もしくは「営林署」と言った方が通じるかもしれない。
なお、営林“署”も1999年からは「森林管理“署”」という名に変わったが、いずれにしても営林“局”や森林管理“局”の下位組織。秋田営林局→秋田森林管理局は、秋田市河辺(旧河辺町)和田にあるので、この中通の建物を「営林“署”」と呼ぶのは間違い。

1999年に営林局が森林管理局に再編された時、いくつかの営林局などが廃止・統合されることになった。当時は青森と秋田に営林局があり、そのどちらかも廃止されることになり、青森秋田両県でいろいろあったようだが、秋田を本局とし、青森には「事務所」を置くことで落ち着いた経緯があったと記憶している。青森も青森ヒバなど林業は盛んだが、秋田杉をはじめとする秋田の林業の重要性が認められた結果なのかもしれない。
管轄地域は、福島を除く東北5県。白神山地などに「森林環境保全ふれあいセンター」という森林保護やその支援を行う機関などもある。
全国的には、札幌、秋田、前橋、長野、大阪、高知、熊本の7か所に森林管理局が設置されている。札幌と大阪以外は、エリアの出先機関が置かれるにしては小さめの都市(熊本は郵政関係の機関はあるけど)だが、国有林や林業現場に近い場所を実情に即して選んだのだろう。

【2023年11月18日追記・東北森林管理局の歴史と庁舎について】東北森林管理局の庁舎は2023年11月15日で竣工60周年を迎え、記念展示などが行われた。したがって、1963(昭和38)年竣工となり、当時の総工費は2億8千万円。森林管理局の前身は1886(明治19)年に発足、現在の中通地区2か所の借上庁舎を転々とした後、現在の場所に1901(明治34)年に自前の庁舎ができ、それを建て替えたのが現庁舎。
2016年度からは効率的利用を目指す「合同庁舎化」として、庁舎内に労働局書庫、自衛隊事務所、国税局書庫が入居している。

工事の足場が組まれているのは、向かって右側だけ。
向かって左側
看板の「日本の緑国有林」の続きがありそうで尻切れ。右の足場で隠れているんだろうか。

左側の壁は、スプレーの印がスゴイ。青線は外壁のヒビをなぞっているようだ。左右半分ずつに分けて補修をするらしい。

通りに面してこんなものが
騒音計と振動計。振動も音と同じdB(デシベル)で表すとは知らなかった。
頭の2つの黄色い回転灯は、一定値以上になると光ったりするんだろうか?

おそらく工事に伴う騒音・振動の目安として置いてあるのだろうが、この時は工事の音は全然せず、前を通る車の音に騒音計が反応していた。
振動計はずっと14dBのまま。騒音はほとんど50dB台で推移。でもある車が通った瞬間、最高の62dBになった。

ちなみに、60dBは「静かな乗用車の中、普通の会話」程度で騒音例では「テレビや車のアイドリング」、影響例では「睡眠妨害」だそうです。街中でこれぐらいなら普通じゃないでしょうか。
前でパンと手をたたいてみたが、数字は変わらなかった。
翌年1月の様子


南大通りの歩道
以前はなかった自転車マークがペイントされていた。位置合わせのチョークも残る。

ここは秋田市道だが、県道に続いて、自転車通行区分の表示が始まったのだろうか。今のところ、自転車マークの数が県道より少ないし、区分の白線はまったくない。今後引かれるのだろうか。
ここの歩道は県道より幅が若干狭く、街路樹で見通しが悪く、店舗が多いので出入りする人も多い。歩行者と自転車を厳密に分けるのは、そぐわないような気がする。路上駐車、プランターも障害になるかも。
白線を引かずに、自転車マークだけで「自転車はこっち側」程度の区分にするとかうまくできないだろうか。
コメント (2)
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