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※この旅行記を通して見たい方は、旅行記とお土産など複数のカテゴリーに入っているため、2009年9月の記事一覧からご覧ください。
旅行最終日は大阪から秋田へ帰るだけ。鉄道利用で一般的なのは新大阪からのぞみに乗って東京でこまちに乗り換える全行程新幹線のルート。1219.0キロで7時間。でも高いしあまりおもしろくない。時間はあるので、少しでも節約したい。
そこで、東海道新幹線・北陸本線・信越本線・上越新幹線・白新線・羽越本線と日本海側を乗り継ぐルート、列車名(乗換駅)で示すと
(新大阪)ひかり(米原)しらさぎ(富山)北越(長岡)とき(燕三条)とき(新潟)いなほ(酒田)普通列車(秋田) と6回乗り換えて7つの列車に乗るという我ながらすごいルート。873.6キロで約13時間。
細切れに新幹線に乗っているが、これは乗継割引を適用させ、少しでも特急料金を節約しようという魂胆。きっぷの枚数が大量になり、買う時や使う時、間違えそうだった。これだけ苦労した割には、厳密に計算したわけではないが、乗車券・特急券トータルでのぞみ・こまちと比べて4000円弱しか安くならないはず。(鳥取-秋田通しでの比較。自由席か指定席か等で増減します)まあ、好きでやってますので…
少し前の中央線快速、ではなくて大阪環状線
ほかにも関空や和歌山などに向かう電車も環状線内に普通列車として乗り入れてきて、にぎやか。慣れないと分かりにくいが、東京ほど人が多くないからできることだろう。
新幹線で滋賀県の米原(まいばら)へ。米原の駅弁はおいしい。後で紹介します。
名古屋発富山行きの特急「しらさぎ」
白鷺という種はいなくて、白い鷺の総称なんだけど、車体側面のロゴマークの
これは何サギ?
11両編成で福井や金沢まで結構な乗車率だった。立山連峰が見える側の席を選んで指定券を取ったのだけど、曇りで見えない。2時間半の乗車。
富山で1時間弱の待ち時間なので外に出る。
この旅行初めての本降りの雨
駅近くの富山市役所の展望フロアか駅裏の路面電車「富山ライトレール」に乗ろうかと思っていたが、この天気と思ったほど時間がなくて、駅前をうろうろするだけ。
ゆうちょ銀行かセブン銀行のATMを探して出金して、富山ライトレールがオリジナルお菓子第2弾(1弾はモナカ)として売り出した「チョコクランチ」を買いたかったのだが、ATMは駅近くにはなさそうだったし、お菓子は駅裏の窓口でしか買えなくなった(昔は駅2階のお菓子売り場で買えた)ようなので、やめた。富山も以前訪れていい街だと思うが、また来たい。
富山駅は昔の秋田駅のような地平駅(地上駅)。自動改札化されておらず、
昔ながらのずらりと並ぶ改札口
松江駅や鳥取駅より大きいし、昔の秋田駅より大きいかもしれない。
2014年の北陸新幹線乗り入れに向けて高架駅の建設が始まっていた。建物は姿を現していないが、3番線と4番線の間に空き地ができていた。
今度は金沢発新潟行きの特急「北越」に約2時間の乗車
「いなほ」と共通でJR東日本の車両が使用されていて、見慣れた車両に会えて少しほっとするけど、今日の行程はまだ半分以上残っている。
6両の半分が自由席なので空いていると思って指定券は取らなかった。予想通りだったが、新潟県内に入るとたくさん乗ってきた。
オール2階建て新幹線Max(E4系)。僕はこのデザインが好きです。
終点まで乗らず、長岡で下車して新幹線へ。かなりケチなお話ですが、長岡-新潟間で新幹線の自由席に乗る場合、途中の燕三条駅で特急券を分けた方が安くなる。ただ、それだと長岡や新潟の自動改札を通らないらしいし、ケチな客だと思われる(実際そうなのですが)のが恥ずかしいので、「本当に燕三条に用事があるんだ」ということにして、燕三条で途中下車。こうすれば自動改札も通れるし、本数の多い時間だったので待ち時間が少なく、30分ほどで後続が来る。それに僕は子供の頃から「つばめさんじょう」という駅名の響きにひかれて、興味のある駅だった。長岡からわずか10分で燕三条着。
“国鉄の新幹線駅”って感じ
上越新幹線開業時に新設された駅で、燕市と三条市の境にある。昔は周辺に田んぼしかなかったようだが、郊外型店舗が建ち並び発展したようだ。でも特に観光するような場所はなかった。
「燕三条駅を見る」という用事を済ませて、再び新幹線で15分。
新潟駅
長岡や新潟はSuicaエリアであるため、売店や駅ビルでも電子マネーとして使える。乗り換え時間でお土産やマツモトキヨシの商品をSuicaで買う。東京駅で1万円もチャージしていたので、便利でついつい使いすぎてしまいそう。
おなじみ「いなほ」で2時間強
車内販売はない。駅売店でSuicaで買った駅弁が夕食。秋田まで一気に行きたいところだが、このいなほは酒田止まり。酒田では15分ほどで秋田行き最終普通列車に接続。
この旅行の一番最初に乗った「N33.」編成に再会!
ワンマン運転でも良さそうだけど、乗務行路の兼ね合いなのか車掌が乗っていて「最終列車ですのでお乗り過ごしなさいませんよう、ご注意ください」なんて放送する。終点まで乗る僕には関係ないが、確かに、まだ21時台だけど既に深夜のたたずまいのこの辺の駅で乗り過ごしはしたくないね。
仁賀保・西目から羽後本荘、本荘から秋田は飲み会帰りの会社員などそれなりに利用客がいた。秋田まで1時間半。
ついに秋田へ帰ってきた。僕としては変化があって楽しくて、特に疲れなかったけど、普通の方にはおすすめしません。物好きな方だけお試しください。
今回もいい旅だった。初めての山陰は、秋田や東北とはまた違うのどかさだったし、松江や鳥取の街が良かった。逆に秋田の良さに気づいたこともあった。
旅行記はこれで終わりですが、次回以降随時、食べ物・お土産・各種小ネタをアップします。
※この旅行記を通して見たい方は、旅行記とお土産など複数のカテゴリーに入っているため、2009年9月の記事一覧からご覧ください。
旅行最終日は大阪から秋田へ帰るだけ。鉄道利用で一般的なのは新大阪からのぞみに乗って東京でこまちに乗り換える全行程新幹線のルート。1219.0キロで7時間。でも高いしあまりおもしろくない。時間はあるので、少しでも節約したい。
そこで、東海道新幹線・北陸本線・信越本線・上越新幹線・白新線・羽越本線と日本海側を乗り継ぐルート、列車名(乗換駅)で示すと
細切れに新幹線に乗っているが、これは乗継割引を適用させ、少しでも特急料金を節約しようという魂胆。きっぷの枚数が大量になり、買う時や使う時、間違えそうだった。これだけ苦労した割には、厳密に計算したわけではないが、乗車券・特急券トータルでのぞみ・こまちと比べて4000円弱しか安くならないはず。(鳥取-秋田通しでの比較。自由席か指定席か等で増減します)まあ、好きでやってますので…
少し前の中央線快速、ではなくて大阪環状線
ほかにも関空や和歌山などに向かう電車も環状線内に普通列車として乗り入れてきて、にぎやか。慣れないと分かりにくいが、東京ほど人が多くないからできることだろう。
新幹線で滋賀県の米原(まいばら)へ。米原の駅弁はおいしい。後で紹介します。
名古屋発富山行きの特急「しらさぎ」
白鷺という種はいなくて、白い鷺の総称なんだけど、車体側面のロゴマークの
これは何サギ?
11両編成で福井や金沢まで結構な乗車率だった。立山連峰が見える側の席を選んで指定券を取ったのだけど、曇りで見えない。2時間半の乗車。
富山で1時間弱の待ち時間なので外に出る。
この旅行初めての本降りの雨
駅近くの富山市役所の展望フロアか駅裏の路面電車「富山ライトレール」に乗ろうかと思っていたが、この天気と思ったほど時間がなくて、駅前をうろうろするだけ。
ゆうちょ銀行かセブン銀行のATMを探して出金して、富山ライトレールがオリジナルお菓子第2弾(1弾はモナカ)として売り出した「チョコクランチ」を買いたかったのだが、ATMは駅近くにはなさそうだったし、お菓子は駅裏の窓口でしか買えなくなった(昔は駅2階のお菓子売り場で買えた)ようなので、やめた。富山も以前訪れていい街だと思うが、また来たい。
富山駅は昔の秋田駅のような地平駅(地上駅)。自動改札化されておらず、
昔ながらのずらりと並ぶ改札口
松江駅や鳥取駅より大きいし、昔の秋田駅より大きいかもしれない。
2014年の北陸新幹線乗り入れに向けて高架駅の建設が始まっていた。建物は姿を現していないが、3番線と4番線の間に空き地ができていた。
今度は金沢発新潟行きの特急「北越」に約2時間の乗車
「いなほ」と共通でJR東日本の車両が使用されていて、見慣れた車両に会えて少しほっとするけど、今日の行程はまだ半分以上残っている。
6両の半分が自由席なので空いていると思って指定券は取らなかった。予想通りだったが、新潟県内に入るとたくさん乗ってきた。
オール2階建て新幹線Max(E4系)。僕はこのデザインが好きです。
終点まで乗らず、長岡で下車して新幹線へ。かなりケチなお話ですが、長岡-新潟間で新幹線の自由席に乗る場合、途中の燕三条駅で特急券を分けた方が安くなる。ただ、それだと長岡や新潟の自動改札を通らないらしいし、ケチな客だと思われる(実際そうなのですが)のが恥ずかしいので、「本当に燕三条に用事があるんだ」ということにして、燕三条で途中下車。こうすれば自動改札も通れるし、本数の多い時間だったので待ち時間が少なく、30分ほどで後続が来る。それに僕は子供の頃から「つばめさんじょう」という駅名の響きにひかれて、興味のある駅だった。長岡からわずか10分で燕三条着。
“国鉄の新幹線駅”って感じ
上越新幹線開業時に新設された駅で、燕市と三条市の境にある。昔は周辺に田んぼしかなかったようだが、郊外型店舗が建ち並び発展したようだ。でも特に観光するような場所はなかった。
「燕三条駅を見る」という用事を済ませて、再び新幹線で15分。
新潟駅
長岡や新潟はSuicaエリアであるため、売店や駅ビルでも電子マネーとして使える。乗り換え時間でお土産やマツモトキヨシの商品をSuicaで買う。東京駅で1万円もチャージしていたので、便利でついつい使いすぎてしまいそう。
おなじみ「いなほ」で2時間強
車内販売はない。駅売店でSuicaで買った駅弁が夕食。秋田まで一気に行きたいところだが、このいなほは酒田止まり。酒田では15分ほどで秋田行き最終普通列車に接続。
この旅行の一番最初に乗った「N33.」編成に再会!
ワンマン運転でも良さそうだけど、乗務行路の兼ね合いなのか車掌が乗っていて「最終列車ですのでお乗り過ごしなさいませんよう、ご注意ください」なんて放送する。終点まで乗る僕には関係ないが、確かに、まだ21時台だけど既に深夜のたたずまいのこの辺の駅で乗り過ごしはしたくないね。
仁賀保・西目から羽後本荘、本荘から秋田は飲み会帰りの会社員などそれなりに利用客がいた。秋田まで1時間半。
ついに秋田へ帰ってきた。僕としては変化があって楽しくて、特に疲れなかったけど、普通の方にはおすすめしません。物好きな方だけお試しください。
今回もいい旅だった。初めての山陰は、秋田や東北とはまた違うのどかさだったし、松江や鳥取の街が良かった。逆に秋田の良さに気づいたこともあった。
旅行記はこれで終わりですが、次回以降随時、食べ物・お土産・各種小ネタをアップします。