ヤマザキ「ランチパック」の秋田・青森両県バージョン「フレッシュランチ(秋田ではたけや製パン、青森では工藤パンが製造)」についての記事です。前回の記事を先にご覧になることをおすすめします。
たけや、工藤パンとも(業務提携だかライセンス契約だか詳しくは知らないが)ヤマザキの製品を自社ブランドで製造・販売している一方、自社独自の製品もいくつか製造していて、中には県民に親しまれるロングセラーもある。
秋田・青森両県民にしてみれば、ヤマザキの委託製品か独自製品か区別できないことが多く、僕もいまいち把握できておらず、県外に行った時や県外出身者との会話で戸惑うこともある。
たけやでは「アベックトースト」「バナナボート」「学生調理」、工藤パンでは「ニューカツサンド」「イギリストースト」などがロングセラー独自製品といえるだろう。
今回は「イギリストースト」関係の話。
「イギリストースト」は赤・青・白と床屋のようなラインが入った包装に、山型食パンが2枚入っており、その間に砂糖混じりのマーガリンが塗られている製品。“シュガートースト”に近いかな。
工藤パンの公式サイトには「これほどまでに皆様に愛されたパンがあっただろうか・・・。工藤パンの看板を背負って立つ超ロングセラー。マーガリンとグラニュー糖の絶妙なハーモニーが格別です。」とあるように青森の“県民食”なのだろう。秋田ならば「アベックトースト(マーガリンとイチゴジャムを角型トーストで挟んだもの)」に相当しそうな製品だ。
でも僕は、食パンが好きでなく(小学校の給食にアベックトーストが出た時は、水分が足りなくて四苦八苦して食べた記憶がある)、イギリストーストを食べたことがなかった。
先日、津軽地方のイオン系スーパー「マックスバリュ」に入った。
この店舗は秋田市に本社のある「マックスバリュ東北」が経営しているが、店舗のある地元から仕入れしているらしく、置いてあるパンは工藤パン製(秋田側の店舗ではもちろんたけや製)。
おそらくPOS(商品の管理システム)データは県に関係なく共通だと思われ、レシートには「たけや フレッシュランチ」「工藤 フレッシュランチ」と頭にメーカーが記載される。
フレッシュランチは何種類かあった。定番商品に混じって、目を引いたのは、
フレッシュランチ イギリストースト風 108円安い!
伝統のイギリストーストをランチパック(フレッシュランチ)化した、一種のコラボ商品か?
フレッシュランチ(ランチパック)のパン生地は薄手だから僕でも苦労せずに食べられるから大丈夫と思って購入。
本家イギリストーストを意識した包装で、「フレッシュランチ」の文字が小さく「イギリストースト」の方が大きい。「トーストしてさらにおいしく」と記載されている。昨日紹介したツナサラダには記載されていなかった。
中味
結構たっぷりのマーガリンの中にグラニュー糖の粒が光る。このバランスなら水分に困らずに食べられそうだが、油っぽく、甘ったるくないだろうかと思った。
ところが食べてみると、意外にあっさり。下手な甘い菓子パンよりあっさりしている。大好きというほどではないが、また食べてもいい。
砂糖はともかく、パンとマーガリンは、考えてみれば食パンの基本。250種以上のバリエーションがあるランチパックだが、ある意味パンの原点に立ち返った商品といえるかもしれない。
日本中で秋田と青森でしか買えない「フレッシュランチ」。それと青森にしかない「イギリストースト」をコラボさせた商品。伝統商品をアレンジしたという面でもおもしろい展開だ。ほかにはどんなラインナップがあるか気になる。
一方の、秋田のたけや版「フレッシュランチ」ではどんなオリジナル商品があるのだろうか。※こちらで紹介しています。
※フレッシュランチイギリストースト風は、2015年にパッケージがリニューアルされた。この記事中ほど参照。
たけや、工藤パンとも(業務提携だかライセンス契約だか詳しくは知らないが)ヤマザキの製品を自社ブランドで製造・販売している一方、自社独自の製品もいくつか製造していて、中には県民に親しまれるロングセラーもある。
秋田・青森両県民にしてみれば、ヤマザキの委託製品か独自製品か区別できないことが多く、僕もいまいち把握できておらず、県外に行った時や県外出身者との会話で戸惑うこともある。
たけやでは「アベックトースト」「バナナボート」「学生調理」、工藤パンでは「ニューカツサンド」「イギリストースト」などがロングセラー独自製品といえるだろう。
今回は「イギリストースト」関係の話。
「イギリストースト」は赤・青・白と床屋のようなラインが入った包装に、山型食パンが2枚入っており、その間に砂糖混じりのマーガリンが塗られている製品。“シュガートースト”に近いかな。
工藤パンの公式サイトには「これほどまでに皆様に愛されたパンがあっただろうか・・・。工藤パンの看板を背負って立つ超ロングセラー。マーガリンとグラニュー糖の絶妙なハーモニーが格別です。」とあるように青森の“県民食”なのだろう。秋田ならば「アベックトースト(マーガリンとイチゴジャムを角型トーストで挟んだもの)」に相当しそうな製品だ。
でも僕は、食パンが好きでなく(小学校の給食にアベックトーストが出た時は、水分が足りなくて四苦八苦して食べた記憶がある)、イギリストーストを食べたことがなかった。
先日、津軽地方のイオン系スーパー「マックスバリュ」に入った。
この店舗は秋田市に本社のある「マックスバリュ東北」が経営しているが、店舗のある地元から仕入れしているらしく、置いてあるパンは工藤パン製(秋田側の店舗ではもちろんたけや製)。
おそらくPOS(商品の管理システム)データは県に関係なく共通だと思われ、レシートには「たけや フレッシュランチ」「工藤 フレッシュランチ」と頭にメーカーが記載される。
フレッシュランチは何種類かあった。定番商品に混じって、目を引いたのは、

伝統のイギリストーストをランチパック(フレッシュランチ)化した、一種のコラボ商品か?
フレッシュランチ(ランチパック)のパン生地は薄手だから僕でも苦労せずに食べられるから大丈夫と思って購入。
本家イギリストーストを意識した包装で、「フレッシュランチ」の文字が小さく「イギリストースト」の方が大きい。「トーストしてさらにおいしく」と記載されている。昨日紹介したツナサラダには記載されていなかった。


結構たっぷりのマーガリンの中にグラニュー糖の粒が光る。このバランスなら水分に困らずに食べられそうだが、油っぽく、甘ったるくないだろうかと思った。
ところが食べてみると、意外にあっさり。下手な甘い菓子パンよりあっさりしている。大好きというほどではないが、また食べてもいい。
砂糖はともかく、パンとマーガリンは、考えてみれば食パンの基本。250種以上のバリエーションがあるランチパックだが、ある意味パンの原点に立ち返った商品といえるかもしれない。
日本中で秋田と青森でしか買えない「フレッシュランチ」。それと青森にしかない「イギリストースト」をコラボさせた商品。伝統商品をアレンジしたという面でもおもしろい展開だ。ほかにはどんなラインナップがあるか気になる。
一方の、秋田のたけや版「フレッシュランチ」ではどんなオリジナル商品があるのだろうか。※こちらで紹介しています。
※フレッシュランチイギリストースト風は、2015年にパッケージがリニューアルされた。この記事中ほど参照。