今年5月、秋田市南西部に秋田市の施設「西部市民サービスセンター」が開業した。それに伴い、秋田市新屋支所が閉鎖・解体されるなどしたため、バス停や交差点名の変更を余儀なくされたことを何度か記事にしてきた。
新屋線などを運行する秋田市内のバス会社はとりあえずバス停名を変更して一段落していたが、もう1社、羽後交通(急行本荘・秋田線)のバス停「新屋支所前」は変更されておらず、交差点の信号機の地点名表示「新屋支所前」は更新されないばかりか判読できないほどボロボロで放置されていた。
先日久しぶりに行ってみた。
日吉神社
羽後交通のバス停も「日吉神社前」に変わっている!
重ね貼りの修正などでなく、看板全面を新しくしたようだ。
さらによく見ると、従来の羽後交通バス停では見られなかった点があり、画期的と言える。
まずは「日吉神社前 Hiyoshi shrine」とローマ字表記がある。いや、ローマ字の「jinjamae」などでなく、英語で「聖堂、神社」などを意味する「shrine」に英訳されているから、「ローマ字表記」でなく「英語表記」と言えるかも。
ともかく羽後交通のバス停でローマ字や英語の表示を見たのは初めてだ。英語を小さめにして、日本語の文字サイズをそれほど犠牲にしていないのは、(同社運行エリア内での外国人の利用など知れているだろうから)理にかなっていると思う。
また、右下(黄色い部分)に「担当営業所 本荘営業所 0184-」と、担当する営業所名と電話番号が記載されている。青森の弘南バス、かつての秋田市交通局、そして羽後交通でも、時刻表の紙面に連絡先を記載する会社は多いが、バス停本体に記載しているのは、少なくともこの辺では初めて見た。新たにバス停の看板に記載したのはどういう意図かは分からないが、紙面よりも目につくだろう。
また、秋田市内行きのバス停では、下の黄色い部分に従来は「秋田駅/県立体育館 方面行」と書かれていたのに、新しいものは「秋田 方面行」と記載されている。反対側の「本荘 方面行」に合わせたのかも知れないし、体育館まで行かずに秋田駅止まりの便もあるから、この書き方でいいのだろう。
細かいことだが、従来とは日本語の毛筆書体が若干違っていて、前よりきっちりした(より楷書体らしい)ものになった。
参考までに従来の羽後交通のバス停↓
隣の「新屋駅入口」
秋田市内を運行する緑色のバス会社と比較して、乗客の少なさ、経営状況からすれば、県庁所在地を地盤とせず沿線人口が少ない羽後交通の方が厳しい条件だろう。そんな中、バス停名変更に伴う修正を、時期は遅れてしまったけれどこれだけしっかりやってくれた羽後交通はエライと思う。僕はこの1年で1回しか乗っていないが、もっと利用したくなってしまう。
2社の「日吉神社前」が揃った
それに引き替え、後ろに写っている地元バス会社は、新バス停名をパソコンで作って切り貼りしたような“お手軽版”、営業所名も電話番号も(時刻表紙面にさえ)一切記載されていない。
(「方面」が書かれていないのは、路線数が多くて複雑になりそうだし、以前の市営バス時代からそうだったので仕方ない)
※羽後交通のバス停のその後はこちら
では、信号機の地点名表示はといえば、
相変わらず
いつまでこのままなのかな?
【2010年1月18日】地点名表示が「日吉神社前」に変わっているのを確認。後日記事にします。
新屋線などを運行する秋田市内のバス会社はとりあえずバス停名を変更して一段落していたが、もう1社、羽後交通(急行本荘・秋田線)のバス停「新屋支所前」は変更されておらず、交差点の信号機の地点名表示「新屋支所前」は更新されないばかりか判読できないほどボロボロで放置されていた。
先日久しぶりに行ってみた。
日吉神社
羽後交通のバス停も「日吉神社前」に変わっている!
重ね貼りの修正などでなく、看板全面を新しくしたようだ。
さらによく見ると、従来の羽後交通バス停では見られなかった点があり、画期的と言える。
まずは「日吉神社前 Hiyoshi shrine」とローマ字表記がある。いや、ローマ字の「jinjamae」などでなく、英語で「聖堂、神社」などを意味する「shrine」に英訳されているから、「ローマ字表記」でなく「英語表記」と言えるかも。
ともかく羽後交通のバス停でローマ字や英語の表示を見たのは初めてだ。英語を小さめにして、日本語の文字サイズをそれほど犠牲にしていないのは、(同社運行エリア内での外国人の利用など知れているだろうから)理にかなっていると思う。
また、右下(黄色い部分)に「担当営業所 本荘営業所 0184-」と、担当する営業所名と電話番号が記載されている。青森の弘南バス、かつての秋田市交通局、そして羽後交通でも、時刻表の紙面に連絡先を記載する会社は多いが、バス停本体に記載しているのは、少なくともこの辺では初めて見た。新たにバス停の看板に記載したのはどういう意図かは分からないが、紙面よりも目につくだろう。
また、秋田市内行きのバス停では、下の黄色い部分に従来は「秋田駅/県立体育館 方面行」と書かれていたのに、新しいものは「秋田 方面行」と記載されている。反対側の「本荘 方面行」に合わせたのかも知れないし、体育館まで行かずに秋田駅止まりの便もあるから、この書き方でいいのだろう。
細かいことだが、従来とは日本語の毛筆書体が若干違っていて、前よりきっちりした(より楷書体らしい)ものになった。
参考までに従来の羽後交通のバス停↓
隣の「新屋駅入口」
秋田市内を運行する緑色のバス会社と比較して、乗客の少なさ、経営状況からすれば、県庁所在地を地盤とせず沿線人口が少ない羽後交通の方が厳しい条件だろう。そんな中、バス停名変更に伴う修正を、時期は遅れてしまったけれどこれだけしっかりやってくれた羽後交通はエライと思う。僕はこの1年で1回しか乗っていないが、もっと利用したくなってしまう。
2社の「日吉神社前」が揃った
それに引き替え、後ろに写っている地元バス会社は、新バス停名をパソコンで作って切り貼りしたような“お手軽版”、営業所名も電話番号も(時刻表紙面にさえ)一切記載されていない。
(「方面」が書かれていないのは、路線数が多くて複雑になりそうだし、以前の市営バス時代からそうだったので仕方ない)
※羽後交通のバス停のその後はこちら
では、信号機の地点名表示はといえば、
相変わらず
いつまでこのままなのかな?
【2010年1月18日】地点名表示が「日吉神社前」に変わっているのを確認。後日記事にします。