麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

桜と哲の400M~finish 

2012年04月12日 | 身辺雑記
哲の頭脳的なペース配分による
400M走から始まった話の三回目。
    
どんけつから、最終コーナーで
ごぼう抜きした・・・
もう30年以上も前のシーンを
何故強烈に覚えているのか。

まず哲が、僕が主将を務める
バレー部員だったことが、
要因のひとつだ。

エースアタッカーの山口征治が
競技の花100Mトップで。
同種目で二年の高橋健も一位。
主将の僕はハードル三位・・・
と、健闘したのを覚えている。

本業のバレーボールは春も秋も
地区予選敗退だったが……
でも、強豪ひしめく地区
だったのだ。言い訳めくけど。

それはさておき。
抜きつ抜かれつは《人生》と重なる。

水泳五輪代表・寺川綾のように
トップの座から滑り落ちながら
再び返り咲く《レース》もある。

大リーグ・ダルビッシュ有は、
味方打線に助けられての
公式戦初勝利。
順風満帆にみえる
七色の変化球を操る豪腕も、
そういえば若い頃は
やんちゃでマスコミに叩かれていた。

まあ、他人のことはともかく。
では自分は・・・と振り返れば。

小さい頃は足が遅くて、
勉強もからきしで・・・
そして中年になった今、
「年収」という秤を用いれば、
ビリっけつどころか、
かなりの周回遅れ

だけれど諦めずに走ろう。
速度をあげるのは、もっと後でもいい。
まだゴールは先・・・のはず。

それにしても。
最近の自分の走りは、
あの哲の前半みたく「ゆっくり」だ。
こりゃいけません。

今がバックストレッチなのか、
最終コーナーなのか、
どこ走ってるのか知らないけれど、
とにかくギアを入れ替えよう。
昨日のダルの三回以降みたいに。



盛りを過ぎた今年の桜の
花吹雪でも眺めながら、
まずは心構えからチェンジしたい。
コメント (2)
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