麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

青山と珈琲

2012年04月24日 | 身辺雑記
高田馬場の人身事故で
山手線内回りと埼京線が止まり、
ややざわついた感の渋谷駅。

辛うじて運行中の
外回りのホームの列に
見知った顔を認めた。

ただ10年弱ぶりで自信はない。

新宿で沢山降りたのを汐に
近づいて「青山くん?」
と声掛けしたら反応があり、
けれども
《この人過去に関係あった人だ。
でも凄く前で……え~と、
昔のバイト先かそれとも
前に住んでた街の
商店街のおやっさんか……》
みたいな顔なので、
「東演にいたでしょ?」と助け船。

話をはしょると、2004年の
劇団創立45周年記念公演第二弾
『時の筏を漕ぎゆけば…』に
入団早々の大抜擢で出演しながら、
ほどなく退団した青山直樹くん。

「今は?」と聞けば、
司書資格を三ヶ月の講習で取得。
板橋の図書館で働いていたが、
ライターを目指すべく退職し、
バイトしながら専門学校に
通い始めたと。33歳。

同じ夜。
演劇制作仲間と飲んだ。
近々結婚式を挙げる後輩の
お祝いの打ち合わせも兼ねて。

姉御格に早くも届いたリクエストは
某N社のコーヒーメーカー

「7000円から8000円だってさ」
「じゃ、それにしよう」
と、話しているところへ
遅れてやって来たSが
手に提げているのは、
Nのコーヒーメーカー

「劇団代表から楽屋か
事務所で使ったらと戴いたけど、
カプセル式でコスト掛かるから
誕生日祝いに持ってきた」


そう、その日は10日遅れの
僕の祝いも兼ねていた。

「じゃ、それを結婚祝いに」
姉御は高さ50cm×幅20cmの箱を
Sからぶんどると写メを撮り、
前段の新郎へ送信。

数秒後、感動のレス。
「お願いしたもののランク上の
大変良いものです、ひえ~」的な。


四月十六日の、偶然二題。
コメント
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