麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
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22年も箱根は書かずにはいられない《往路》

2022年01月02日 | スポーツ

まず驚いたのは、当日変更で石田洸介の

名前がなかったこと。

・・・あ、これはフライングだな。

 

第98回箱根駅伝の、我が東洋大学のオーダー。

他校同様、主力数人を補欠でエントリー。

三本柱の一人、洸介は花の二区松山の次の三区、

または主将宮下に渡す四区と予想されていた。

 

ちなみに、石田とともに長身の前田義弘、

そして松山と同学年の佐藤真優が、

変更投入の候補と見られていた。

洸介と前田というカードは切られず、

佐藤が三区に……。まさか二人にアクシデント?

でなければ復路にも大駒を残す

自信のラインナップとなる・・・。

 

そんな思いを抱きつつの号砲。

 

一区は、中大・吉居大和の独壇場。

昨年スーパールーキーと呼ばれ、

大きな期待のなか箱根に挑んだが

不発に終わった雪辱を果たした。

どころか。

15年ぶりの区間記録更新の快走で

白地にCの古豪が一区トップ。

我が東洋は13位。

 

二区。

東国と国士のWヴィンセント対決なる。

出雲、全日本と驚異の走りで、

箱根でも各校がマークしていた東国の

イエゴン・ヴィンセントが不発。

国士舘ライモンの後塵を拝する区間6位

(ライモンは3位)。ほかにも・・・

東京五輪代表の順天・三浦龍司が区間11位、

早稲田のエース中谷雄飛が同15位など

箱根の魔物に飲み込まれた走者が多いなか、

鉄紺の松山和希は区間5位で総合順位を8位に!!

 

そんな花の二区で輝いたのは駒沢・田澤廉。

ただ相澤晃の日本人最高記録には届かなかった。

相澤が叩き出した1時間5分57秒は四年時のもの。

来年、田澤が超える可能性は大いにある。

 

三区の鉄紺。

佐藤が粘りの走りでさらに二つ順位を上げた。

が、三大駅伝初出走の木本に箱根四区は

やはり荷が重かった……12位に後退。

 

往路最終区。

山登りの区間記録を持つ宮下が健闘するも

シード権争いの9位フィニッシュ。

山での挽回には四区の番手およびタイム差が

肝要なところに、経験のないピースを

はめざるを得なかったチーム事情が全て。

 

往路優勝の青学とのタイム差6分28秒。

だが昨年の青学は、往路12位で、

トップ創価と7分半以上のビハインドを

跳ね返して復路優勝を果たしている。

 

洸介と前田という札を残し反撃は充分可能だ。

一秒を削り出して、大手前へ!

鉄紺は諦めずに走る!!

 


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