まだ立ち稽古の頃です。
皆、稽古着。
セットも仮に組んでいるので、テーブル等の形も異なります。
劇団俳優座LABO公演vol.39
『ムッシュ・シュミットて誰だ?』
(作/セバスティアン・ティエリ、
翻訳/中村まり子、演出/小笠原響
時/2022年6月10日~19日、於/俳優座スタジオ)
作品も本邦初演ながら、ティエリの戯曲自体、
日本で上演されるのが初めてでした。
6/14付の弊ブログで、星新一だの安部公房だの
感想を紹介させていただきました。
アフタートークでは別役実の名前が出てきたり、
またSNSを覗けば、不条理、軽妙なコメディ、
肌寒いサイコスリラーと様々な感想をいただいた舞台。
そうそうアフタートークといえば、15日。
前川喜平氏を迎えて・・・。
(前川氏=左、右=弊団・有馬理恵)
劇中に出てくる名が「カール・シュミット」。
ドイツの思想家・法学者にして、ナチスの協力者。
その名と同姓同名が登場する事は決して偶然ではないはず、
と当たり前のように指摘した慧眼はさすが前川氏!
16日には、出演者全員集合してアフターイベント。
許されれば「バックステージツアー」を予定していましたが、
舞台上と舞台裏にお客様をお招きするのは、まだ時期尚早と
『ムッシュ~』でも自粛して、キャストトークを中心に、
舞台の仕掛を舞台監督が説明するコーナーは設けました。
(中央が舞監の川口)
残すは明日明後日2ステージ。
「俳優座スタジオ」に改称して最初の作品であり、
前述したように幾つかの初めても多かった舞台。
また、予想だにしなかったハプニングを乗り越え、
恐らく様々な意味で記憶されるだろう作品に。
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