座の企画を考えるべく、戯曲やDVDにあたる日々。
一息入れようとテレビをつけた早朝
大奥に上がった娘を演じる桑田靖子のアップ。
桑田靖子とは、1983年デビューの歌手。
当時の所属はサンミュージック。
早見優(同事務所)、石川秀美(芸映)、
小泉今日子(バーニング)、中森明菜(研音)ら
「花の82年組」と呼ばれたアイドル豊作年の
次年度を牽引した一人。
大沢逸美(ホリプロ)、松本明子(ナベプロ)、
森尾由美(スターダスト)らが同期。
[※所属はすべてデビュー時]
『脱・プラトニック』がファーストシングルで、
歌唱力には定評があった。
そんな彼女の、若き頃の姿があったのは
『暴れん坊将軍』・・・便利な世の中で
第三シリーズ(1988年1/9~90年9/29、全129回)の
第二話。その再放送とわかった。
正しくは再々々々……放送なんだろうが
ついでに桑田靖子オフィシャルブログに飛んだら、
知人から聞いて放送を知ったそうで、
「残念賞っ」と観られなかったことを嘆いていた。
残念賞というフレーズ、昭和やな~
あの頃、デビューしたアイドルを
芝居の「し」の字を知らないのに、
事務所パワーでブッキングしてたな。
…あ、今もか?
ただ桑田靖子演じる「おみっちゃん」は
芝居ごころがありました
88年サンミュージックから独立後も
別名義で芸能活動を続け、
2010年から桑田靖子としてリスタート。
翌年、『アナタノウタ』をリリース。
以来継続的なライブ活動を続けている……よう。
今更ながらになるけれど。
ブログタイトルはアイドル時代の4thシングル。
また、あの頃のアイドル必須(?)の
キャッチフレーズが《これは、16歳の戒厳令だ》
* * * * *
今の情勢下には余り相応しくないワードか。
それこそ、おみっちゃんの生きた時代劇のように、
吉宗が出てきて「成敗!」と決め台詞、
バックにあの曲が流れて平和になれば、
どんなに簡単かしら。
「2022年の暴れん坊将軍」を止めることは難しい。
勿論、マツケンが正義というのはドラマであって、
西側を正義と決めつける危険は、しっかり手の中に握りながら。
* * *
早朝のドラマから話があれこれ転がりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます