麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

クスコ莫斯科へ

2019年06月13日 | 俳優座


劇団俳優座『クスコ』は
ただいま海外公演中である!

ロシアのオムスクでの公演を終え、
首都モスクワへ移動した。



一枚目がオムスク、
二枚目がモスクワの写真。
(ともにキャストの脇田康弘の
フェイスブックから借用)

タイトルの漢字は「モスクワ」。

帯同していないので公演の
詳しいことはわからない

ただ6月4日の弊ブログにも
ざっくり書いた「薬子の変」
(日本では著名な歴史事件)
をエンターテインメントに
創りあげた斎藤憐の戯曲が、
オムスクでどう受け止められたか、
とても気になっている。

脇田の写真一枚しか、僕と
「西シベリアの中心」との
繋がりはないのだが、
この写真のようなセンスならば、
森一の独創的な演出が
お気に召したことだろう……。

オンシアター自由劇場の
代表作でもある『クスコ』。
奇しくも斎藤は66年、
演出の串田和美は65年に
俳優座養成所を卒業し、
演劇の海に漕ぎ出した……。

そうそう。
2015年のシビウ国際演劇祭で
「ウォーク・オブ・フェイム」を
串田は受賞しているそうだ。
そして。
『クスコ』は、モスクワの次に
そのシビウ国際演劇祭参戦となる。



まずはモスクワ。
こちらは三度訪れたが、
やはり僕個人にとっては、
故ワレリー・ベリャコーヴィッチ。
モスクワの南西の小さな街から
世界へと飛躍した異才の演劇人。

彼の『どん底』『三文オペラ』を
東演(昔にいた劇団)が上演した際
稽古場の片隅から見つめていた……。

蛇足だが。
ベリャさんが劇団を興した
ユーゴ・ザーパト劇場・・・
ロシア語の「南西」のことである。


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