麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

郡上おどり

2024年11月20日 | 身辺雑記

11月16日に岐阜に観劇に行った件。

 

たいがい「ぶらり◯◯」だの、

数日前シリーズで書いた「富山旅情」だの

くくりがちだけれど、たまにはバラバラで。

   

ちなみに岐阜県には可児市に

「ぎふワールド・ローズガーデン」や

揖斐郡大野町に「大野町バラ公園」がある。

・・・いずれにしろ、岐阜たびの3回目。

 

 

岐阜駅北口デッキ「杜の架け橋」に出ると、

イルミネーションの向こうに岐阜新聞社。

 

ロータリーからまっすぐ伸びる大通りを

進んでもつまらなそうなので

2本ほど東寄りの狭い道を歩いたら、

これでもかってくらいに長〜く

飲食店が並んでいた

「玉宮」と呼ばれる呑み屋街。

 

 

そこを抜けたら、金公園と金神社

(一昨日の初回にも既述したとおり

金は「こがね」と読みます)。

 

公園脇には文化センター。

夜で建物は写りづらかったので

掲示板を撮ってみた。

 

 

で、金神社の先には柳ケ瀬商店街。

「やながせ」と言えば、美川憲一の

『柳ヶ瀬ブルース』を多くの人

(つっても、ある世代以上か?)が

思い浮かべるわけですが、

かつて栄華を誇った街も

近年はシャッター通りと化して、

今年7月末日には「岐阜高島屋」が閉店

 

その旧高島屋の向かいに映画館。

今はシネコンになっているけれど、

館内に大衆演劇の「小屋」が常設

これは珍しいのじゃないかしらん。

 

 

そんな栄枯盛衰の「柳ヶ瀬」には

やたら下駄履きの人々が行き交っていた。

あとからわかったが、

郡上おどりのイベントがあった模様。

 

毎夏、下駄を鳴らして徹夜で踊り続ける

「郡上おどり」は祭同様に組織もパワフル!

全国各地で普及に努めていて、

例えば、僕の住む池袋では9月に

中池袋公園で「白鳥おどりin池袋」が。

保存会による生演奏や地元店が出て

郡上・白鳥の文化を池袋に展開していた。

 

柳ケ瀬商店街では2004〜06年

郡上おどり自体を開催していたそうで、

今回約20年ぶりに交流を復活。

しかも郡上八幡で1ヶ月間にわたる

移住型フィールドワークを行う

気合の入れようで、柳ケ瀬との関係を

新世代に継承しようという企て!!

 

そんな一夜に、たまたま遭遇した。

下駄……半世紀くらい履いてない

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ドリームシアター岐阜

2024年11月19日 | 身辺雑記

11月16日、岐阜駅到着時にはもう

辺りは暗い時間でした。

 

とてつもなく昔に降り立って以来で

駅前は大変貌

そりゃ20年近くなるものな……。

高架駅から伸びる歩行者用デッキは

「杜の架け橋(もりのかけはし)」と

命名されたモダンなU型に!!

 

 

地上で迎えてくれたのは

ライトアップされた「丸窓電車モ513」。

大正生まれのチンチン電車。

 

そんな駅前から向かったのは、

歩いて30分弱、1994年5月5日に開館した

「ドリームシアター岐阜」。

岐阜市立の青少年教育施設で

最上階に人形劇を中心としたホール、

ほかに音楽スタジオ、クッキングルーム

などが各階に配され、

1階ではマスコットの「キッズくん」が

岐阜市の姉妹都市のことなどを

映像とともに教えてくれる……のだが、

かなり以前に製作されたまま

更新がないようで

シンシナティなどの風景がかなり……

 

維持で手一杯で、予算がないのだろう。

でもそんなことは些末。

7階のメインホールでは今でも

国内トップクラスの人形劇団が

ツキイチで公演に訪れている。

 

筆者がこの日観たのは一般公演。

「清流の国ぎふ文化祭2024」に参加の

劇団ジャブジャブサーキット

『正劇オセロと貞奴』だったが、

ホールはロールバック式の客席も新しく

稼働している感が強かった。

(『正劇〜』については昨日が詳しい) 

 

「ふれあい・あそび・創造」をテーマに

子どもから大人まで楽しめる

全国でも数少ない公立人形劇場のひとつ、

だそうだ。

 

些末といえば、トイレも男性個室が

今時珍しい和式のまま。

けれど最近のキッズは和式トイレで

ひっくり返るなんて話も聞くから、

予算のことだけじゃなく、

教育面でも敢えて残しているのやも。

 

土曜でもあり、利用者も多かった

下の2枚は、上述した姉妹都市の図と

利用者たちの描いた絵の展示。

どちらも1階。

 

 

このような施設は全国に欲しいけれど、

昨今の日本経済の状況下には難しいし、

また、箱モノの時代でもない……。

 

岐阜紀行はさらに続く。

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ぎふと

2024年11月18日 | 鑑賞

京の都が「京都」ならば、

中部地方西部に位置する

日本のほぼ中心のみやこは

「岐阜都」になるわけである。

 

〈都〉は都道府県のくくりの、

某府がこだわりをみせる

行政区分の〈都〉でなく、

あくまでも〈みやこ〉の意味で。

 

当然「ぎふと」という音からは

プレゼント、賜物、恩恵などを

意味するGIFTが容易に連想される。

 

確かに僕にとって岐阜はGIFT

大学時代、小劇場演劇を片っ端から観て

・・・当時は今と違って、演劇の、

特に〈小劇場〉のムーブメント華やか

ゆえに星の数の公演があった時代。

たかだか年間100本超の観劇では、

逃した芝居が多いわけだけれど・・・

その中で、私を鷲掴みした劇団の一つが

「ジャブジャブサーキット」

 

はせひろいち氏が代表の劇団は

岐阜を拠点に、あの頃から名古屋、

東京、大阪の3都市巡演で

多くのファンを楽しませてくれている。

 

 

東京公演のお手伝いの末席を穢すギフト、

稽古場や代表宅にお邪魔させて頂くギフト、

代表作『非常怪談』の上演にとどまらず

書き下ろしを快諾許いただいたギフト、

縁あって、沢山たくさん頂いてきた。

 

もちろん創られる舞台が何よりの贈り物

さる16日、岐阜に観劇に向かった!

 

かの川上貞奴を描いた舞台

『正劇オセロと貞奴』。

音二郎一座の歩みと、劇中劇「オセロ」を

たった7人の役者で鮮やかに!

(もちろん、貞奴と音二郎以外は一人多役)

 

そして、演劇史においては

人気先行の「傍流」と見られがちな彼らが、

米国欧州でのハードな興行を経て、

「真のストレートプレイ」を確立すべく 

あがいていた姿が描かれた。

 

《「清流の国ぎふ」文化祭2024 演劇の祭典》の

参加作品でもあった本作。

貞奴が岐阜にも縁があったことが終盤語られ、

驚かされもした。

 

 

末筆ながら、ギフトはプレゼントよりも

広義の贈り物を指すらしい。

例えば「才能」など。

また「目上から目下へ」の方向性もあるが

信奉する劇団からいつも贈り物を戴いている、

という点を念押しして、

明日以降、弾丸ツアーのこぼれ話を

少し書きたいと思う。

 

2枚目の写真は、会場となった

「ドリームシアター岐阜」近くの

金公園(読みは、こがねこうえん)。

まずはその辺りから……。

 

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四千

2024年11月16日 | 身辺雑記

4000と聞いて、四川料理の雄

菰田欣也シェフの「4000(ヨンセン)」を

すぐに思い浮かべるのはグルメな方

 

画質を4Kにアップコンバートする

「クリアピクスリマスター」搭載、

「ブリリアントワイドカラー」と

「バスレフ型スピーカー」で、

映像も音もハイグレードを誇った

FUNAIのテレビ〈4000シリーズ〉。

……まさかあんな形で名機をつくった

企業が倒産するとは。

と嘆くのは家電通だろう

 

また鉄道ファンなら・・・

1966年から1976年まで製造され

40年にわたり走った初代4000形の

ケイプアイボリーをベース色に

300mmのロイヤルブルーの帯は

いまだ「The小田急」って印象!

オールステンレス製で

帯はインペリアルブルーの

2代目4000もいいけれど。

・・・となるかしらん。

 

脱力系漫才を展開するトリオ

(後藤拓実、都築拓紀、石橋遼大)

ワタナベエンターテインメント所属

「四千頭身(よんせんとうしん)」の

ぐだぐだ感がたまらぬの〜。

そう言うお笑いフリークも多いだろう。

 

スクール時代は後藤と都築、別の1人で

トリオだったが解散。

後藤は石橋と組むも、これも解消し、

再び都築とコンビとなるが

スクールのライブが迫った折、

トリオネタしかなかったため石橋を誘う

……てな経緯を知る知らないは別に。

 

と〈4000〉にこだわったのは

これが4000本目の投稿らしいので。

ブログを始めて7150日目。

途中別タイトルで500本あって、

4500本/7150日=0.629。

ここで一段落。それらしい無料イラストを

挟み込んでみたけれど。

もちろん原稿用紙など使っていない。

……原稿用紙、すっかり見なくなったなぁ

でも家の何処かに、学校で使った

400字詰のちょうど半分の大きさのが

仕舞い込んであるののだ、絶対。

 

万年筆は、ない。

中学入学時に、旺文社の「中一時代」を

年間購読する特典で手にした

王貞治の万年筆を成人前になくして以来、

手にしていない

 

学研の「中一コース」はピンクレディの

サイン入り。人生で一番悩んだ末に

〈ホームラン万年筆〉を選んだのだが、

決して後悔していない!

 

・・・なんの話

 

競馬の武豊が

前人未到のJRA4000勝を

成し得たのは2018年9月29日。

1987年のデビューから32年目、

レース数でいえば21,235。

地方と海外も合わせると既に2年前の

2016年に達成していた……。

いずれにしろ随分昔だ。

武は、今年5月に4500勝!

このペースで騎乗し勝ってていくと

2030年、60歳で〈5000勝〉となる

計算らしい。

 

負けじとわたしも、のんびりと

一文字ひともじ刻んでゆこう。

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雑居ビル

2024年11月15日 | 身辺雑記

雑居ビルとはよく言ったもので、

1階金物店、2階パキスタン料理、

3階鉄道模型、4階格闘技ジム……

みたいなてんでばらばらな同居は、

個人的には面白いと思う。

 

内科、眼科、耳鼻科に心療……と

医療機関がズラリと並んだ

カテゴライズ物件もたまにある。

それはそれで、また好い。

 

蛇足ながら、曽祖父の代からの

地元で愛された診療所を

鉄筋コンクリートに建て替えて、

3代目の父とその長女が1〜2階で

内科産婦人科を、3階は次男が耳、

その妻が歯科みたいな一族郎党のは

つまらない。上階は賃貸マンションで

高層階におじいちゃんが……あ!

でもでも、唯一医の道に進まなかったか

進めなかった長男が、地階で

陶芸教室なんぞ開いていたら

それはそれで興味が湧きますね。

 

話を戻すと。

中央内科医院、たんぽぽ眼科、

駅前こころクリニックみたいな

「たまさか医療ビル」は

罹る側の使い勝手も良さそうだし、

そもそもが不動産屋の策略か

友は類を呼んだのか等々、

勝手に憶測するのも楽しい。

 

そんな長い前書きを書いたのは、

とある地下鉄駅前に見た景色から。

 

 

かたや3歳前後が通う「こども園」、

かたや20歳以上の大人ながら、

中でも主力客層は明らかに熟年だろう

「スナック」という極端な並びは

珍しいよな〜と

言うまでなく朝昼と夜、稼働時間も真逆。

 

で、近寄ってみたら「ご自由にどうぞ」

って1階のガラスにプラケースがあり、

こども園のパンフレットが刺さっていた。

 

パンフを開いたら、残念ながら園自体は

ここから5分近く奥まったところにあった。

あらら。

ただ、そこに記されていた文言

「豊島区で唯一の認可こども園」が

こめかみの3センチ内側に引っかかる。

 

むむ、約30万人が暮らす豊島区に

たった一つとな

確かに面積は13平方kmと

東京23区で18番目だけれど……。

 

幼稚園保育園が仰山あって

認可保育園が少なくて平気なのか?

いや、でも文言の自慢っぷりからは

「無認可が多いなか、うちは認可よ」

という鼻息が感じられなくもない。

 

 

調べてみた

公私あわせて保育所92、

幼稚園も公私あわせた数が18。

ほか地域型保育事業27とデータ。

認定こども園、臨時保育所が各1、

認証保育所が6の合計145ヵ所に

8000人超のチビッ子が通っている。

 

「令和2年度以降連続で

待機児童ゼロを達成しています」と

豊島区のホームページ。

 

こどもを持たないので知らなかったが

成程、豊島区はそんな現状なのか。

引き続き宜しく願いたい。

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富山旅情7〜総括というよりこぼれた噺

2024年11月14日 | 身辺雑記

今年の11月の三連休は2日から4日。

ちょいズラシで3(日)、4(振)、5(火)

と富山県をおとずれた話を

カテゴリーで書いてきたけれど。

 

 

ふらりと入ったお店は

富山駅からは少し距離のある

昨日触れた伏木港に近い店舗。

 

映画のロケにも関係していたようで

店内に役者さんのサインなどが。

頭の一葉はその店先に吊るされた鮭。

 

 

旅情3で載せ忘れたのは、

トロッコ電車から分岐して伸びた坑道。

黒部ダムを造るためのトンネルの闇に

美しい風景とは別のドキドキがあった。

……浪漫と言うべきか。

名もなき男達が命懸けで工事すべく

進み戻り、また進んだ道。

 

 

そういえば。

黒部峡谷鉄道のトロッコ自体を

写した画も紹介し忘れていた。

今更ながら、浅い紅葉とともに。

 

最後に。

大学の同級にいた落研だった男は

富山は呉羽の出身。

その地は梨の産地なのだが、

富山にある妻の親戚から頂いたのが

超巨大な梨。

直径15センチ、高さ13センチと

梨というより小ぶりな南瓜みたい!

呉羽梨が全てデカいわけじゃない。

念の為断っておく。

 

 

こういう場合のよくあるパターン

マッチ箱が家に見かけなくなって随分。

たまさか買いおいていたチョコ菓子で代用

 

わりと日本各地には顔を出すけれど、

仕事だとホテルと劇場の往復で終わる

 

プライベートで命の洗濯。

選択した富山は大正解だったな〜

 

おしまい。

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富山旅情6〜「しにせ」という音の響きだけで、もう……

2024年11月13日 | 身辺雑記

「しにせ」という音の響きとか

「老舗」という文字の並びだけで、

もう言い表せない感情が湧く。

 

11月3日から5日と短い富山への旅。

そこでも数々の歴史ある店と出会った。

 

 

日本海に面した富山県には数々の港があり、

その中のひとつ富山市内の伏木港には

階段のみの展望台。5階くらいの高さ。

 

 

道路を挟んだ陸側に石を積み合わせた門。

なんじゃらほいと侵入したら、

イタリアンレストランやら何やら

北前船で財を成した旧家を改装した

レトロポップな店舗だった。

 

 

地酒に食器、化粧した一枚木の

アンテナショップも。

……果たして、集結した店が

すべて老舗なのかどうかを

確認する時間は新幹線の時間迫り

残念ながらなかった。

 

 

宇奈月温泉の老舗菓子店「つぼや」は

富山地方鉄道の駅前という好立地に加え、

歴史とともに新しさも感じさせる店構えで

繁盛していた。

 

向かいも老舗の和菓子店「福多屋」。

切磋琢磨して、宇奈月観光に貢献。

 

 

あ、書き忘れた。

伏木港にズラリと並んだ中古車と船。

ウラジオストクへ輸出するそうだ。

 

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富山旅情5〜おみやげを選ぶのは楽しい。

2024年11月12日 | 身辺雑記

 

観光地に欠かせない「おみやげ」

見るだけでも楽しいけれど、

土地の名産品に紛れて、

一般的過ぎる奴がいるのに

首を傾げることも少なくない

 

確かにちびっこには、

黒作りだの新川胡瓜だの渋い品々より

キャラクター商品とかの方が嬉しい

……と、頭では納得しつつ

 

 

さて今時はガチャガチャがブーム。

その波は日本中に激しく押し寄せ、

宇奈月にも。

観光グッズをガチャするだけでなく

地酒のちょい飲みのコインを

ガチャで購入してから愉しむ

なんてのもあった。

(分かりにくいが下の写真の

奥のプレハブがそれ)

 

 

ブームといえば。

土地土地の味をカレーにしちゃうのも

日本中で目にしますね。

 

また、観光立国にとって

ターゲットはインターナショナル。

日本語以外の表示や幟も当たり前に!

宇奈月の道の駅には

中国の簡体字&ハングルが。

 

 

国際的といえば。

北陸のソウルフードのひとつ、

「ビーバー」というビスケットの味が

多様化。加えてバスケットプレーヤー

八村塁の差し入れでバズったらしい。

 

 

偶然とは解りつつも

ビスケットとバスケットの

あたまの一文字で「ビーバー」!

奇跡のハーモニーだ!!

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富山旅情4〜渓谷を行く。警告が鳴る。

2024年11月11日 | 身辺雑記

新語流行語大賞の選考委員でもある

富山の生んだ著名人室井滋が

案内ナレーションを務める

「トロッコ列車」と皆が呼ぶ、

正式名称「黒部峡谷鉄道」に乗った。

 

 

今年1月の地震の影響で、

宇奈月から出て、途中の猫又で

折り返し運転になっている。

 

紅葉の盛りはまだだったが、

団体含む観光客は多く、

2本あとのチケットをやっと入手。

定員制で自由席ながら

号車は決まっているスタイル。

 

 

臍曲がりだからか、土建屋の父の血か、

雄大な峡谷側の風景よりも

山側のほぼコンクリか雑木林のほうが

気になったりするのだ。

 

もともと作業員を運ぶトロッコで、

雪が軌道にも積もる季節は

人工道を徒歩で現場に向かったらしい。

(こんな情報も室井さんがくれます)

そんな「冬期歩道」に興味津々!

 

 

冒頭書いたが地震の影響で工事も。

ついついそちらに目が行きがち。

 

 

今季の終点・猫又駅あたりには猿。

そこで同じ列の座る位置を入れ替え、

往路に山側で絶景を逃した人が谷側へ。

それは善意に任されているのだが…。

 

そうそう、始発駅の宇奈月の

2階展望室は資料館にもなっていて、

階段を上がって真っ先に

迎えてくれるのは何故か「ももクロ」。

 

 

曲がりくねった峡谷を行くから

こまめに警笛が鳴り、それがまた善き風情。

ブログタイトルでは「けいこく」と重ねてみた。

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富山旅情3〜ホテル再生はここにも。

2024年11月10日 | 身辺雑記

かつての巨大ホテルが

団体旅行の衰退等と連関して

廃墟にもなっているとニュース。

 

その一方で、昭和レトロの波に乗り

復活する温泉街もあったりする。

そこには、ホテル再生ビジネスも

大きく力になっているらしい。

 

宇奈月温泉で泊まったホテルも

再生されていた。

 

 

玄関はラグジュアリーな雰囲気に!

部屋には露天風呂が置かれていた。

ホテルの眼下に流れる沢と

その上を走る鉄道が耳目を楽しませる。

 

大宴会場だった場所は

バイキング形式のレストランに。

地元の名物や定番メニューが

アイランドに並び、別途、

握りたての寿司や焼きたてのステーキ、

鍋料理を板前さんが提供してくれる。

 

以前なんだっかは謎のスペースは

キッズスペースやマッサージ、

漫画、カラオケにゲームに…。

どれもがゆったりと作られていた。

 

 

とはいえ、予算にも限りはあるから、

部屋の収納は古き良き旅館の

大きな押入をママ生かしていたし、

古すぎて部材が生産終了したのか

便座のサイズが合っていなかった。

 

 

兎にも角にも、苦心の末に蘇った

かつての巨大ホテル。

レストランは別館になるのだが、

本館からの連絡通路にも

雰囲気のある造りが施されていた。

 

 

あ、上述の謎コーナーには卓球台も。

浴衣でピンポンは本当に盛り上がる。

満足な一泊になった。

 

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