麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

富山旅情2〜街景色の移ろい

2024年11月09日 | 身辺雑記

鱒寿司、富山ブラックラーメンに

ホタルイカ、白エビのほかに

富山を代表するのは光岡自動車

 

 

富山市に本社を置く自動車メーカーで

中古車・輸入車ディーラーでもある。

 

JR富山駅南口に2022年オープンした

商業施設「MAROOT(マルート)」の

1階の顔として、ロックスターと

ビュートを展示していた。

(ちょいちょい入替があるようだ)

 

ほかにスタバ、MUJI、ニトリなどで

構成される1 - 4階がマルートで、

5 - 12階にはJR西日本ホテルズの

「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA」が。

 

そうそう。

昨日も書いたが富山は久方ぶり。

ほかにもホテルがぼこぼこ建っていて、

これもまた日本の最近の姿だ。

 

それから、僕の住む池袋にもある

やきとんの名店「みつぼ」が

なんと富山にも出店していた。

 

江戸川橋の三坪の店から始まり、

池袋や高田馬場に進出。

それが北国にまで。

検索してさらに吃驚!

今年の8月に開店したばかりなのは

まぁいいとして、(有)みつぼフーズを

(株)オリノが完全子会社化していた。

昨年7月だという。

街景色も変わり、店の背景も変わるのだ。

 

 

富山市で一泊した翌日には宇奈月温泉へ。

いわゆる黒部ダム群開発を背景に、

大正12年に開湯された温泉地もまた

他の温泉郷同様に再構築の中にあったが、

それは次回。

 

今日はオリノについて書いて終わる。

〈主に新宿区、千代田区、中野区、江東区、

台東区、町田市、神奈川県、富山県に

うどん、焼肉、串カツ、鶏料理、もつ鍋、

イタリア料理を展開。そのノウハウを生かし、

飲食店コンサルティングを行う〉と、

あるサイトで紹介される2010年設立の企業。

 

東京5区と町田、隣県神奈川の首都展開は

頷けるが、ぴょんと富山なのは何故だろう?

 

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富山旅情1〜ラン日和の富山

2024年11月08日 | 身辺雑記

 

富山といえば薬売り。

駅前にも像が立っている。

そんな北陸三県で一番東に在る

富山県に降り立った日は

「富山マラソン」が開催されていた。

 

知らずに来富したのだが、

2015年の北陸新幹線ならびに

富山・新高岡駅開業を機に

号砲が鳴った市民マラソンは

毎年1万人超のランナーが

越中路を駆けるリピーター多数の大会。

 

前田利長公が築いた城趾の残る

高岡市をスタートし、

海の恵みが豊富な射水市の

絶景ポイント新湊大橋を渡り、

2005年の合併で大きくなり、

県庁所在地では二番目の面積を誇る

富山市がゴールとなる。

 

 

愛知〜三重で全日本大学駅伝、

山口では下関海響マラソン、

宮城では東北・みやぎ復興マラソン

等、日本各地でランのあった11月3日。

 

少し前の予報では悪天だったが、

直前に晴れマーク

富山駅北口からゴール地点の

富岩運河環水公園(下の写真)まで

キッチンカーやテントが並び、

地元の味・鱒寿司に富山ブラック、

定番のたこやきやカステラまで。

グルメのほか衣料品なども。

 

 

かたや、南口。

富山に降りたのは久しぶりで、

なかなかの変貌ぶり。

新しいビルが盛況なかたわら

かつてのランドマークが

寂しい姿になっていた。

 

 

JRと並んで建つ電鉄富山駅ビル

「エスタ」の2階まるまるワンフロアが

空いて、改修作業中?

 

 

それがまるで前衛芸術の展示に

見えないこともなかった。

ただこれは日本各地にある景色だ。

 

【つづく】

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闇の公園

2024年11月07日 | 身辺雑記

季節感がなくなったとはいえ、

暦は確かに11月で、今日は立冬。

夕方5時には暗い

ついこないだ迄おなじ時間

「暑いねぇ〜」とこぼしてたけど。

 

そんな此頃、近道するのに

公園を斜めに歩けば、鬼ごっこ、

ボール遊びなど子どもらが

(何なら大人混じりのグループも)

声をあげて走り回っている。

 

「こんな暗い中で見えてる?」と

心配したすぐあとで、

自分らも暗がりを苦にせず遊んでた、

記憶が零れ出てきた。

 

他人からは、ほぼ闇だけれど

当人たちは遊びながら

徐々に目を慣らしていくから

十二分に見えているのだ。

 

野球まんがの金字塔『キャプテン』で、

イガラシが弟の慎二と

河川敷や工場の光の漏れる空き地で

キャッチボールやノックをする。

校庭が使えない時間の練習場所を

探す場面なのだが、その会話で

「目が慣れればいける」と。

そんなヒトコマまで零れてきた。

 

テレビでは海の向こうのニュース

 

外からは闇の選択に見えても、

当事者にとっては「慣れ」て

ノープロブレムなのかしらん…。

って、我々もつい少し前に

ある選択をしたばかり。

他国からは「見えてる?」と

心配されたのかもしれない。

 

 

それにしても接戦予想が嘘みたいな

トランプ圧勝。

更にワチャワチャになる世界。

救世主出現で闇の明ける

一歩手前になれば……いや、

他人事は宜しくないな〜

一歩手前にすべく生きる。

 

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大木琴と鮭皮

2024年11月06日 | 身辺雑記

バイオリンとマリンバについて

書いたのは10月21日。

そのマリンバは漢字にすると

「大木琴」だという。

となると「小木琴」はシロフォン

……いわゆる我々が通常「木琴」

と呼んでいる、あれ。

 

 

さて、マリンバを習っていた友人の

お弁当に鮭の皮が入っていた。

僕の小学校は基本、給食だったから

遠足か何かでのことだろう。

 

ヨコテが美味しそうに食べていて、

でも僕はそれを見たことがなかった。

いや、勿論焼いた鮭は年がら年中食し、

むしろ大好物のひとつだ

でも皮は食べない派。

 

DHAやEPA、アスタキサンチンなどの

栄養素が身と同様に含まれていると

今は知っている。でも小4の時点で

アルファベット3つといえば、

PTAがやっとだった

 

そして鮭皮は調理が施されていて、

余計分からなかったのだと思う。

 

鮭の皮でいえば。

食べない母に「お上品ぶって」と

言い放った父の、刺すような言葉を

何故か覚えている。

仕事で失敗したかしてのむしゃくしゃが

ビリヤードみたいに弾かれて、

食卓の母に当たったのだと子ども心に

その時思った。

 

鮭の皮の発見のあった小4の担任は

深谷忠男先生。

本当なら3の1からの持ち上がりで

橘川節子先生だったのだが、

春の異動で他校に転任となり、

僕史上初めての男性担任となった

(幼稚園は大津恭子先生、

小学校1、2年は秋野民江先生)。

1976年度にあたる。

 

で、ワイルドな深谷先生は

「カルシウムが豊富だから残すな!」

と給食の海老フライの尻尾を

食べるようにクラスを鼓舞()し、

半分くらいは「えーっ」「きったな〜い」

「貧乏臭い」など拒否したが、

真面目な僕は従った。

 

それまでは当たり前に残していたが、

カリッとした食感、些少の塩味など

食べたら美味しかったのである

 

先生の影響力、大きいな。

 

 

さて早11月。

鮭の獲れるあたりの風景は・・・

 

 

 

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NeDAn

2024年11月05日 | 身辺雑記

本日のお題は、2024年の

日本プロ野球のてっぺんに輝いた

横浜DeNAベイスターズを

彷彿とさせないでもないけれど、

    

NeDAnは値段のこと。

もー値上がりが止まらない

 

ラーメン1000円は

当たり前になってきたし、

芝居のチケットも

「え、このレベルで」と

ついこぼしたく作品が

津田梅子じゃ足らないことも。

 

 

そんな世の中で、100円で服を売る。

驚愕!

缶コーヒーより安い

 

そりゃ、古着だし。

いらなくなったのを持ち込んだ客に

「こちら3000円、この3点は500円、

残りはごめんない、値がつきません。

引き取るだけならできますが…」と

買い取ってるから100円でも利益は出る。

 

それにしても、安い

そうそう、大先輩が飲みの席で

「俺の若い頃は電車に5銭で乗った」

なんて話を聞くけれど、

アラカンの僕が小学生の時、

耳鼻科に行くのに使ったバスは

15円だったな、確か

今は大人220〜30円だから

こどもは110円くらいか……。

 

 

連休某日、北陸新幹線に乗った。

世界に誇る「高速鉄道」は速度に加え、

安全性も抜きん出ているが、

1人あたりの月間現金給与額でみても、

概ね4%前後で頑張っているらしい。

 

例えば昭和後半の1986年9月、

運賃8100円に特急料金5000円で

計13100円。前段給与額の4%。

2013年は14050円で割合は3.9%。

と、これは東海道新幹線の話。

 

「かがやき」で富山へ。

移動交通手段に関してのスピードは

旅情の観点から速い一辺倒は

つまらないけれど

まぁありっちゃ、ありだ。

が! 物価のほうは是非

安全運転での推移を願う

 

旅の件は、後日に。

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ペガサスプラス〜伊勢の巻

2024年11月04日 | スポーツ

前半4区で1分16秒差の青学独走!

となった時には出雲の雪辱なる

と思ったけれど、

今季の国学院は強い

 

7区エース対決。

青山・太田vs国学・平林は

抜きつ抜かれつの熱走の末、

フレッシュグリーンがトップで襷。

前回大会の7区区間賞、

出雲優勝の立役者でもある平林を

抑えた青学の流れに見えた。

 

しかし最長19.7キロの最終区で

上原が逆転しての二冠

大学三冠に王手をかけた。

 

あっ、大学駅伝の話です。

三大駅伝の第二戦「全日本」。

 

前半大きく出遅れた駒澤も意地。

五連覇は逃したものの、

2位でフィニッシュ。

 

 

さて、夏合宿でペガサスプラスを駆り

今シーズンに賭けた我が東洋は、

5時間20分08秒の13位。

次回も予選会からの戦いになります。

 

と先の話より、一か月を切った「箱根」。

出雲は最上級生不在のオーダーだったが、

熱田〜伊勢間では、1区小林亮太、

2区吉田周、3区梅崎蓮、6区石田洸介が

襷を掛けられた。

ここに院生の松山和希が加わる。

これを好材料としよう。

 

同じ11月3日。

横浜では絶対王者と見られた

福岡ソフトバンクホークスが敗れ、

横浜DeNAベイスターズが下剋上

誰もが予想しなかったセ3位の

日本一の奇跡を、鉄紺も!

 

いや、さすがに優勝はないけれど、

国学院、駒澤、青山学院の

一角を崩すべく「1秒削り」を!!

 

それには、前述の上級生とともに

他学年、特にまだベールを脱いでいない

とも言える期待の新入生たちの爆発に

期待だ!

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ちょっとした段差を。

2024年11月02日 | 身辺雑記

自転車に乗っていて

ちょっとした段差の直前で

前輪をひょいと上げて

越えるのが好きだった

タイミングよく行った時は

尚更昂揚感が高くなった!

 

タイミングと書いたが、

「ひょい」がなかなかに微妙で

ビタったとはまることは

毎度じゃない・・・あっいや、

毎度じゃないのは私の場合で

センスのある人は百発百中ないし

100%でなくとも高打率なのかも。

 

幼なじみの「じっちゃん」は

先に補助輪も取れたが、

運動神経が鈍い上に

おっかなびっくりの性格で

チャリをマスターするのが遅かった。

アスリートが「小さい頃は病弱で、

その克服に」始めたスポーツで

世界に飛躍する話はよく耳にする。

 

それとは比較にならないけれど、

小4から小5の春休みに

突如身長が伸びたあたりから

医者にも罹らず、体育の授業では

ジャンケンする側に回った。

 

チーム分けに当たりキャプテンが

勝った順に必要なプレーヤーを

指名するのだけれど、

名前を呼ばれるのが遅かった。

嗚呼、あの「待つドキドキ」は

ひょいとはまた別の幼い頃の

独特の感覚だ。

 

 

今は自転車に乗らないけれど、

暮らしている中にあっても、

ちょっとした段差はあるから

……勿論、この場合のそれは、

物理的なものじゃなく、

仕事や人間関係を指すが……

ひょいと越えられたら嬉しい。

 

ただ「ひょい」には無心も肝要。

寄る年波、つい雑念が混じりがちで

ハマらないことが多い。

 

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残念です。

2024年11月01日 | 身辺雑記

1871年だから年号でいえば、

まだ明治のはじめの頃に

大阪で商いを始めた鴻池組。

150年超えの歴史があることまでは

知らなかったけれど、

「こうのいけぐみ」と読めるし、

中堅のゼネコンと知っている。

 

せやけど。

鴻池組自身は「ただ残念なことに、

事業内容だけでなく社名自体も

社会ではあまり知られていません。

その思いをストレートに広告に表現」

したかったよーで、

 

 

こんなんを街中に。いや街中は大袈裟

私が目にしたのは地下鉄の

長いエスカレータの斜めの壁に、

幾つも連ねて掲示していたもの。

きっと映像展開もしてるんだろうな。

 

さて、目にした私は「残念です」と

縦に読むわけだから、

左脇の縦書き〈ゼネコンの〜〉じゃなく

下の横書きの方に読み進んで、

〈株式会社鴻池組は、大阪・関西万博を

応援しています。〉を取り込んじゃう。

そうなると阿呆な私の脳味噌は

《鴻池組が万博応援してることが残念》

と脳内で文章を構築し、

地元の一大イベントを老舗企業は

応援しなきゃなポジションに違いないが

世の中のムードはまるで歓迎してない祭。

企業イメージ的にはプラスじゃないから

残念です・・・と考えるねん。

 

戎橋、六甲トンネルを造った会社の

想いとはまるで違うイメージが!

広告を見る前に、駅のコンコースに

ガチャポンを認めたことも影響して?

 

 

ノーマークでしたが、開幕まで

160日余りになっているから、

コマーシャルだのコラボ企画

(チケットプレゼントもあったり)が

だんだん鼻につく……もとい、

目につくようになってきました。

 

一度深呼吸し、心を無にして。

開催側に立ってみれば、

この時期にチケットも動いてないし、

そもそも会場が間に合ってないから、

めちゃ精神的にはキツいぞ、と。

 

現場で働く方々は悪くないから

〈鼻につく〉とか言っちゃ駄目だ

せやけど、規模縮小もなく、

粛々と進んでいくのは

〈本当に残念です〉。

  

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