当地、昨夜から降り続いている雨、
今日も1日中、止むことなく、かなり激しく降り続いていたが、
気象庁から、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と、
発表が有ったようだ。
(日本気象協会 tenki.jp より)
昨年と比べると、8日早く、平年より、1日早い「梅雨入り」なのだそうだ。
あれよあれよと言ってる間に、季節は、どんどん変わっていく。
当地、昨夜から降り続いている雨、
今日も1日中、止むことなく、かなり激しく降り続いていたが、
気象庁から、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と、
発表が有ったようだ。
(日本気象協会 tenki.jp より)
昨年と比べると、8日早く、平年より、1日早い「梅雨入り」なのだそうだ。
あれよあれよと言ってる間に、季節は、どんどん変わっていく。
長男、次男がまだ保育園、小学生だった頃、春、秋等の休日、よく家族で周辺の低山を歩き回っていたものだが、次男が小学生になった頃からは、一時期、每年、夏に、尾瀬や八ヶ岳、白馬等北アルプス等に出掛けるようになっていた。時間的余裕も、精神的余裕も、経済的余裕も無い自営業を続けていた時代ではあったが、せめて子供達の夏休みの思い出になれば・・との思いが有って、忙中敢えて閑を作り、強引にスケジュールに入れ、山へ向かっていたような気がする。息子達が巣立ってからも、夫婦でちょこちょこ山歩きを続けてはいたが、完全に仕事をやめてからは、後期高齢者、時間が有っても、気力体力減退、あの山もこの山も遠い思い出の山となってしまい、今となっては あの時、あの山へ、思い切って行ってて本当に良かった等とつくづく思うようになっている。以前、そんな山の思い出を備忘録としてブログにも書き込んだり、古い写真は、デジブックにしたりして懐かしんでいたが、デジブックが終了してしまったこともあり、改めて、少しづつ思い出しながら、過去の記事を、コピペ、リメイクしていこうと思っているところだ。
その14 「鬼ケ岳とクモイコザクラ」(再)
かれこれ23年前、1999年の5月8日のこと、思い立って、妻と二人で、山梨県の「鬼ケ岳」を訪ねたことが有った。当時はまだ、自営業を続けていた頃で、なかなか、休みも取れない職業柄だったが、忙中閑を敢えて作り、強引に出掛けたような気がしている。確か、「富士山を見る山歩き」「2時間登頂山歩き」等という山雑誌か何かのガイド記事を見て、その気になり、ハイキング気分で出掛けたような気がしている。
当時はまだ、デジカメは持っておらず、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)で撮り、プリントした写真がアルバムに貼ってあるが、後年、スキャナーで取り込んだ何枚かが、外付けHDに残っており、改めて引っ張り出し、記録メモを見ながら記憶を炙り出しているところだ。
山行コース・歩程等
根場・西湖湖岸駐車場→雪頭ケ岳→鬼ケ岳山頂(標高1,738m)→鍵掛峠→根場・西湖湖岸駐車場 (標準歩行所要時間=約5時間)
午前8時頃には、西湖湖岸駐車場に到着したようだが、すでに、釣り客の車等でほぼ満車状態だった。駐車場を出発し、新生橋を渡って直ぐ右へ進むと、「鬼ケ岳・十二ケ岳 登山入口」の標識が有る。
樹林帯の中、高度を上げると、伐採されて明るい草原状の場所が有り、エイザンスミレ、タチツボスミレ、ハルリンドウ等が見られた。草木に疎く、当時は、花名等、知らず分からずだったが、後年、なんとか同定出来たものだ。
ハルリンドウ? エイザンスミレ?
タチツボスミレ?、 マルバスミレ?、
ナガバタチツボスミレ? ヒゴスミレ?
ミツバツチグリ?
キランソウ(ジゴクノカマノフタ)
富士山を展望しながら・・・。
手前は 西湖。
ヤブレガサ コバイケイソウ?
鬼ケ岳山頂直下のハシゴ場、
ガイド記事に載っていたクモイコザクラ
初めて見る花に感激し、何枚も撮ったが、ほどんどピンボケ、
なんとか写っていた1枚。
鬼ケ岳山頂(標高1,738m)
鬼の角(つの)を想わせる岩がある。
狭い山頂、大勢のハイカーで、座る場所も無く・・、
鍵掛峠方面へ急下降、尾根道を進む・・、
マイヅルソウ
鍵掛峠(標高1,500m)
鍵掛峠からは、ジグザク急坂を、ひたすら下るのみ。
エンレイソウ、
チゴユリ?、 ミミガタテンナンショウ?
ゴールデンウイーク直後の土曜日、好天の下、花の写真を撮りながら、静かな山旅が出来たのだった。
爺さんの備忘録的花図鑑「クモイコザクラ(雲居小桜)」
👇
こちら
昨夜から降り出した雨が、今朝もなお、かなり酷く降り続いており、
天気予報によると、今日は、終日「雨」のようで、、
最高気温も、20℃前後と、体感的には、寒ーい1日になりそうだ。
これまで、散歩・ウオーキングの途中等で、やたら撮ってきた花の写真が、外付けHDに大量に溜まってきており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除、整理分類を進めているところだが、目に止まったものから順に、ブログ・カテゴリー・「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き留め置くことにしている。
毎年、初夏から盛夏に掛けて、散歩・ウオーキングの途中で見掛ける花の一つに、「キョウチクトウ」が有る。今年も、先日見掛けて撮ってきたばかりだが、「ブログ内検索」してみると、一番最初に撮ったのは、どうも 4年前、2018年7月24月だったようだ。もしかしたら、その前にも撮っていたのかも知れないが、花名を同定出来ず、「君の名は?」だったのかも知れない。
もちろん、「キョウチクトウ」という花名自体は、なんとなく子供の頃から知っていて、イメージだけは有ったような気がするが、じっくり観察したことも無く、実際、どんな花なのかも良く知らないままできた爺さんである。今更になってやっと、花名同定出来るようになったとは、なんだかなあー・・・、つくづく思う。
2018年7月24日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「キョウチクトウ」
2018年7月27日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「キョウチクトウ」
2019年8月8日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「キョウチクトウ」
2019年8月8日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「キョウチクトウ」
2019年8月13日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「キョウチクトウ」
2021年6月25日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「キョウチクトウ」
先日、2022年6月3日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「キョウチクトウ」
先日、2022年6月5日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「キョウチクトウ」
キョウチクトウ(夾竹桃)
キョウチクトウ科、キョウチクトウ属、常緑低木または常緑小高木
和名「夾竹桃」は、葉が、竹の葉に似ており、花が、桃の花に似ており、
竹と桃が混ざった花木という中国語表記を、日本語読みしたもの。
「夾」は、混ざるの意。
原産地 インド、
日本には、江戸時代中頃、中國を経由して渡来し帰化した。
本来は、熱帯性植物だが、寒さにも対応し、東北南部以南で生育
している。
樹高 2m~6m
葉は、光沢が有り、薄く堅い長楕円形で先が尖っている。
花色 濃いピンク色、薄いピンク色、赤色、白色、黄色
一重咲き、八重咲き、
花弁は5枚、フリル状で少しひねった扇風機の羽(スクリューの羽)
のような形をしている。
開花時期 5月頃~9月頃
花言葉 「注意」「危険」「用心」「油断大敵」「危険な愛」「たくましい精神」
(蛇足)
キョウチクトウ(夾竹桃)は、乾燥、大気汚染、公害等にも強い性質が有り、街路樹等に利用されている。また、かって原爆で75年間草木も生えないと言われた広島市の原爆焼土に、いち早く咲いたのが、キョウチクトウ(夾竹桃)で、原爆からの復興のシンボルとして、広島市の「市の花」に指定されている。花、葉、枝、根、果実、全てに毒性が有り、周辺の土壌にも毒性がある。生木を燃やした煙にも毒が有り、葉等を腐葉土にしても1年間は毒が有るのだそうで、注意が必要。
作詞・中村メイコ、作曲・神津善行、唄・美空ひばり
「夾竹桃の咲く頃」 (YouTubeから共有)