たけじいの気まぐれブログ

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懐かしい映画と映画音楽・その78

2024年10月26日 16時43分50秒 | 懐かしいあの曲

gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがある。「アクセス数」を気にしてでのことではなく、すっかり忘れてしまっているような、随分前に書き込んだ古い記事にアクセスが有ったりするのを、楽しみにチェックしている風なのだ。
そんな記事に目に止まった瞬間、「エッ、こんな記事にアクセス?」と驚くと
同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりしているのだ。
「gooブログ」「記憶力がまるで無くなっている爺さんの自分のための記憶補助ツール」等と、勝手に決め込んでいる爺さんには、「アクセス解析」もまた、便利で有難いツール、大いに活用しているという次第。
先日、数年前に、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めていた記事、「禁じられた遊び」にアクセスが有ったことに気が付いた。
「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクすることにした。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。


懐かしい映画と映画音楽・その78
映画「禁じられた遊び」と主題曲「禁じられた遊び(愛のロマンス)」(再)

これまで、何回もブログに書き込んでいる「禁じられた遊び」ではあるが、ブログ・カテゴリー「懐かしい映画と映画音楽」に加えるべく、数年前の記事を、コピペ、リメイクしてみた。
一般的に、「禁じられた遊び(Jeux Interdits)」として知られている曲「愛のロマンス(Romance anonimo)」の原曲は、スペインの民謡だったという説、19世紀後半頃、ギターの練習曲として作曲されたという説等、諸説有るようだが、1952年(昭和27年)に公開された、フランス映画「禁じられた遊び」の、主題曲として使われていた楽曲として知られている。
学生の頃、初めて聴いて知ってからのお気に入り曲の一つとなり、クラシックギターの練習曲の定番、独身の頃、クラシックギターを手に入れたこともあり、一時期、結構はまって、この曲を練習したことも有った。
結局は、音楽の才無し、完全に弾けるまでには至らず頓挫、そのギターは、長年、押入れの奥に仕舞いこまれていて、つい最近になって 引っ張り出してはみたものの、今更になってチャレンジする気力も根性も無しで、再び埃を被っている始末だが・・・。

今更になって、ネットで調べてみると、
映画「禁じられた遊び(原題 Jeux interdits)」の主題曲として使われた「愛のロマンス」は、ナルシソ・イエペスが、ギター1本で演奏したものであるが、実は、監督のルネ・クレマンが制作費を使い過ぎ、予定していたベテラン音楽監督を頼めず、主題曲を演奏するオーケストラを組むことも出来なくなり、新人でギャラの安いナルシソ・イエペスに音楽を担当させたのだそうだ。
そのナルシソ・イエペスが、編曲、構成、演奏した「愛のロマンス」、これが大当たり、世界的に大ヒット、ナルシソ・イエペスは、一気に有名なギタリストになり、「愛のロマンス」と言えば、「禁じられた遊び」という風になったようだ。
「へー!、そうだったのか」
今更になって、目から鱗・・・、である。
映画「禁じられた遊び」は、フランソワ・ボワイエの小説「Les Jeux inconnus」を原作とした映画で、戦争で両親を失って孤児となった5歳の少女の運命を描いた作品。
全編を通して流れるナルシソ・イエペス演奏のギターの調べが印象強く、戦争の悲惨さが深く心に刻まれる映画であり、これまで、何度観たことか知れない。

(ネットから拝借画像)

映画「禁じられた遊び」 (YouTubeから共有)

倍賞千恵子の「愛のロマンス・禁じられた遊び」  (YouTubeから共有)


振り返り記事
👇️
2015年12月29日・「禁じられた遊び」






 


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最後の場面 (アナザン・スター)
2024-10-26 18:15:16
ポーレットが、ミッシェルと引き離されて、シスターに連れられて行きますが。
ミッシェルと呼びながら捜すポーレット。
いつしか、ママ・ママと・・・
孤児になったポーレット。
今は何処に?
DVD持っています。

タイトルの意味が分からずでしたが、十字架を盗んだりは、神への冒涜なのですね。
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アナザン・スターさん、こんばんは、 (takezii)
2024-10-26 18:23:53
>最後の場面... への返信、

切ない幕切れですね。
あたかも、悲惨な運命を暗示させるかのような・・・。
戦争が齎す、運命、
今でも、世界のあちこちで、同じような運命に翻弄される子供がいると思うと、この映画、古い映画と言えないような気がします。
コメントいただき有難うございます。
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