たけじいの気まぐれブログ

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PCR検査

2020年10月15日 11時56分34秒 | 健康・病気

新型コロナウイルス感染が拡大し始め、「不要不急の外出自粛」が呼び掛けられた今年1月頃からは 旅行等遠出することも一切せず、「三密を避ける」ため、外食することすらしなくなり、せいぜい畑に行ったり、家の周辺を歩いたりする位で 基本「家籠り」の暮らしを続けてきた老夫婦だが、身体のあっちこっちにガタがきている高齢者、何箇所かの病院には通わざるを得ず、毎週のように代わる代わる出掛けている。
「高齢者 病院行きも 用の内」

先日のことである。
毎月 処方薬を受けるだけのために通っているかかりつけ医院Oクリニックで 予想していなかった「PCR検査」を受ける羽目になってしまった。
処方薬を受けに行く予定日の前日の夜、体温が 平熱より1度程高いことが分かり、予め 同クリニックからは 「37.5度以上の発熱症状が有る場合は、事前に電話で相談、指定された時刻に 来院するように」と案内されていたため電話し、指定された午後5時に出向いた。

「新型コロナウイルスに感染する等有りっこ無いんだけど・・」という思いは有っても 医療機関としては マニュアル?、ルール?に従って 所定の検査、処置をせざるを得ないということだろうか。
通常の受付を通さず、待合室も避けて 別の入り口から個室に案内される。完全防具の医師、看護師が現われ、胸のX線検査、血流検査?、医師による胸、背中の聴診器診断、最後には 念のためにということで 例の「PCR検査」を受けることになった。その間の所要時間は 待ち時間含めて 30分~40分。
昨年までは 聞いたこともなかった言葉「PCR検査」も 今では あたりまえの言葉になっているものの、体験するのは もちろん初めてのことで むしろ興味津々。試験管のような容器に ツバを溜め込んで提出するものだった。結果は 翌々日の午前中に、医師から直接電話が有って「陰性」。その頃には 平熱に戻っており、他人事のような感じがしてしまったが なにしろ 目に見えない敵のこと、万全の対策をとった暮らしをしていても とんでもないところで感染することもあり得る分けで 「もしや?」の一抹の不安も過ぎったが ほっと胸をなでおろしたものだ。ちょっとでも発熱すると 大事(おおごと)になってしまう時代であることを実感した。

因みに「PCR検査」にかかる費用は 3月6日より健康保険扱いになっており、自己負担分は 公費扱いになるため 実質患者の負担は ゼロになっている。
今更になって ネットで調べてみると、
「PCR検査」とは 「Polymerase Chen Reaction(ポリメラーゼ・チェーン・リアクション・ポリメラーゼ連鎖反応)」の略。新型コロナウイルスは 鼻、喉のツバやタンに潜んでいるため それを採取してから 最速6時間程度で判定することが出来る検査で、今のところは、医師が必要と判断した場合に受けることが出来る検査になっている。
早く、誰でも 無料で検査を受けることが出来る体制になって欲しいものだ。
これから寒くなる季節、発熱等、症状が似ていて見分けが付かない風邪やインフルエンザ等の患者が増えてくると 全国のお医者さん、その対応で一段と大変な状態になるのかも知れない等と思ってしまった。

(ネットから拝借無料イラスト)

 


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