每年、4月~5月頃、新緑の候、爽やかな季節になると、自転車で遠出してみたいような気分にもなるが、もはやかっこいい自転車を買って乗ろう等という気力体力無しの爺さん、第一、危ない。せいぜい、気分だけでも弾ませるしかない。近辺の川沿いの遊歩道等を散歩・ウオーキング中等でも、時々口ずさんでしまう曲が有る。それは 小坂一也の「青春サイクリング」。
4月25日には またまた「緊急事態宣言」が出されるという。不要不急の外出自粛要請が声高に伝わってきており、基本家籠りの暮らしをいつまで続けなければならないのか、憂鬱の限りだ。
気分だけでも サイクリングへ Go!
今更になって ネットで調べてみると
「青春サイクリング」は 作詞 田中喜久子、作曲 古賀政男、唄 小坂一也で 1957年(昭和32年)に発表された曲。中学生の頃の曲、まだまだテレビが普及していなかった時代、当時、ラジオから盛んに流れていて、小坂一也の 明るく軽快、独特な歌い方は、子供ながらに耳に馴染んで、自然に口ずさんでいたような気がする。
後年になって知ったことだが 小坂一也は カントリーミュージックの歌手であり、ロックンロール歌手、エルビス・プレスリーのカヴァーでも知られ 「元祖和製プレスリー」等と 呼ばれていたという。昭和30年代、子供の頃や青春時代の思い出を 蘇らせてくれる曲のひとつだと思っている。
「青春サイクリング」・小坂一也 (YouTubeから共有)
子供でも覚えやすく、明るい曲だったことで 脳裏に焼き付いたのだと思います。
そうですか。「下手な歌手」というイメージも有ったのですか。
それはそれとして、春爛漫の候、口笛吹いてサイクリングの気分。。。っていいですね。
コメントいただき有難うございます。
「あれ、小坂一也はこんなに歌がうまかったのか。」
びっくりしながら、懐かしく、楽しく聴きました。
「和製プレスリー」と呼ばれていましたが、私には「下手な歌手」というイメージがずっとありました。「ハートブレイクホテル」も、この人のヒット曲だったと思いますが、むしろ軽蔑していました。
しかし今回、「青春サイクリング」を再度聴き、自分の偏見に気づきました。爽やかな歌で、聞く人に夢や希望を与えますね。今更とは思いますが、私もこの歌で、心が軽やかになり、夢を持ちました。
30年代の歌ですから、日本もまだ貧しかったし、サイクリング道路もないし、こんな光景はありませんでしたが、だからこそ、若者の心に希望を与えたのでしょうか。
楽しいだけでなく、「偏見の修正」もさせていただき、感謝します。
コメントいただき有難うございます。
小坂一也さんとは知りませんでした。俳優業だけでなく有名な歌手でも
あったのですね。昭和32年発表の曲なら当時小学1-2年くらいでしたし
その頃は家にTVもなかった時代ですから仕方がないですね。
小坂一也さんは十朱幸代さんの夫だったということしか浮かびませんが
ちょっと八眉の顔は はっきり覚えています。