古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

楽文カフェのお知らせ!

2016-02-07 12:45:50 | カフェ、ギャラリー
今日は、13:30から楽文カフェの日です。



十名以上集まる予定ですが、まだ空きは有ります。


ヲシテ文字に関しての、自由闊達な意見交換が行われることでしょう。



ヲシテだけではなく、一般教養の情報交換の場としても、利用されて



いる方もおられますよ。



いずれにせよ、新たな脳の刺激を求めている方は、ぜひお越しいただ


きたいと思います。



今日はベベさんは来られないので、皆さんで作っていく回です。どうぞ



よろしくお願いします。



参加費用    1000円(コーヒー、おつまみ付き)
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西瓜糖の日々   リチャード・ブローディガン

2016-02-07 12:15:08 | 小説の紹介
1964年  藤本和子・訳  河出書房



西瓜糖で出来た家や橋の世界で、彼女のポーリーンやマーガレットのことを




描いた小説。短い章で構成され、三部構成になっている。「アイデス」とい


う住んでいる世界と狂しくなってしまうかもしれない謎めいた世界「忘れら



れた世界」を行ききし、インボイルという悪党が奇怪な死を遂げてしまう。


この「アイデス」と言う世界は天国のような世界なのだろう。でも、そこは



裏の世界と紙一重で危うく成り立っているのだ。



世界が安住の地であり得ることなんてないのだ。
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十八歳、海へ    中上健次

2016-02-07 05:48:55 | 小説の紹介
集英社文庫。



1、十八歳 2、JAZZ 3.隆男と美津子 4、愛のような 他



中上氏十八歳からの詩的抒情溢れる作品集。彼の精子への執着性への


妄念、ギリシア神話、などが詰め込まれ、万華鏡のような言葉の連な



りが波のように来る文章。文学を志した青年の想いは十分伝わってく



る、妄念に満ちた作品集。





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