古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

小説の周辺      藤沢周平

2016-02-23 10:05:34 | 小説の紹介
文春文庫。



Ⅰ・Ⅱでは故郷鶴岡での幼少時代の思い出を描いている。野を走る



ワンパク坊主らしかったが、青年の時には結核で療養所に入ってい


たらしい。そこで俳句と出会い、「一茶」などが生まれるキッカケ



となったようである。キーとなる本に平輪光三氏の「長塚節・生活



と作品」というのがあるが、その本を三十年付かず離れず読んでこ



られたという。このようなある本がかかれたキッカケなどを読むの



は楽しい作業である。たとえ、その作品を読んでいないとしても、




おもしろいと感じられて僕は好きである。
コメント
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