リチャード・W・ブラウン・写真 今野雅子・訳
メディア・ファクトリー 2004年
文章が短いので、サクサクっと読めて、ページを
めくる手が止まらない。そのページをめくる音が
紙によるものか、とてもいい。写真もナチュラルで
いいし、ターシャさんの言葉も自然である。心から
思っていることを語っているのが好もしい。89歳で
計画がある、という人生をとことん楽しもうと思って
いらしたようだ。
四年後に亡くなることになるが、その日までめいいっぱい
生きたことが分かる。30Mくらいで読み終えてしまったが
充実した時間だった。勇気をもらえたし、これでいいのだ、
と思えたのでよかった。