古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

1Q84 村上春樹

2022-08-17 06:22:05 | 本の紹介

新潮文庫   平成24年

 

この読んでいるのは文庫版で全部で六冊ある。この

 

本らが持ち込まれたのは一年以上前で、ずっと本棚

 

に鎮座ましましていたのだが、ユーチューバーで見

 

ている人が、読んでいたので、どんなもんか、と思

 

って読み始めた。

 

いろいろ考えねばならない案件がいくつかあるように

 

思う。妻に暴力をはたらく夫を死に至らしめるのだが、

 

そのやり方は北斗の拳的ですごくかっこいい。暴力は

 

はたらいた、妻は自殺した。しかし、さすがに殺すの

 

はいささか行き過ぎだ、という見方もあるだろう。

 

まあ、死には死を、ということか。

 

青豆は見知らぬ男とやっちゃうのだが、エイズも心配

 

しないで、そんな危ない女と寝るバカな中年男は恐らく

 

いないだろう。青豆という女はモテるらしいのだが、

 

この女はヤバい女だ。フツーの男なら、敬遠するだろう。

 

アラフィフのこの女と寝た男の勇気とバカさは大したも

 

のだ。とこの小説に入れ込んでいる自分がいる。(結局、

 

後編以降は10歳の女の子がレイプされる話でムリとな

 

って、それもひどいレイプのされ方だ。読みたくなくて

 

それっきりやめてしまった。)

 

コメント
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