古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

焼き餃子と名画座  わたしの東京味歩き   平松洋子

2021-04-11 10:13:20 | 本の紹介

新潮文庫     2009年

 

ぼくがこの本に呼ばれていたなあ、と思ったのは、その

 

ちょっと前に中学生のころにバスガイドから聞いた、小

 

原庄助さん、なんで身上つぶした、朝寝朝酒朝湯がだ

 

いすきで、というフレーズが突如頭に巡ってきて、表題

 

作の焼き餃子と名画座に、その歌詞がのっていた、これ

 

は、と思ったね。そういうこともあるもんだ。

 

全肯定感にみちてるんだね、このひとは。だから、おいし

 

い、とっては食べ、食べては、おいしい、といったよう

 

なことをいっている、幸せなひとである。

 

東京はおカネがあれば、たのしいんだろうなあ、と思う。

 

なんにしてもおカネがないと始まんないというのが、東

 

京のいいところであり、そうじゃないところでもある。

 

けど、貧乏を自称するぼくが思うが決して高いだけじ

 

ゃアだめなのだ、といわせてもらおう。あとは、そう

 

ですね、長くなるのでよしとするニャー。……合掌。

 

わしが見ているのは天国ニャ。天国を見てるニャ。そこはすっごくおいしい缶詰めが食べられるとこニャ。


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