角川文庫 1995年
シーナ氏が読んだ本についてのあれこれが書いてあり、
この世には、こんなにオモシロ本があふれておるのだ、
と改めて開眼させられる。いろいろ調べてみるんだが、
今はどの本も値段が高くなっていて、ぼくのようなボ
ンビーな本好きには手が届かないものばかりだ。
そういう意味じゃ、シーナ氏は稼いでいるだけあって
読書界の中でもセレブだ。そう言うときっとシーナ氏
は怒るだろうけど。
ゴカイ、イソメを食べるわけはない、と思っていたけど
やっぱりあの中国人は食べていたらしい文章を見つけ、
勇んで、買って、読み耽る。
ぼくは人の読んでいるところを見たり、聞いたりするのが
好きだから、正に、好物が詰まった本である。
一日中、読んで、一日で読んでしまった。そうだな、そう
いうのをヒマ人というんだったっけ? ……合掌。
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