古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

詩・病巣        鶴岡 卓哉

2020-05-14 11:46:58 | 詩・ポエム
コールガールの寝言が耳に残る

それは膿んだ闇の言葉

貝殻を開ける熱に似て高熱病的

その冷却装置の故障が彼女の病巣

そこには熱気を放つムシがウジャウジャと蠢いている

それは形容しがたい臭いを放ち

自分では気づかないまま放置され

膿みながら熱を放ち続ける













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