古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

勝負師  近藤啓太郎

2024-09-25 06:11:32 | 小説の紹介

中公文庫 「奇妙な味の小説」所収。

 

碁の勝負の世界を描いた短編。坂田というのが

 

いったい誰なのか、碁に詳しい人からしたら、

 

そんなことも知らないのか、と言われそうだ。

 

坂田の勝負へのこだわりは近藤氏に見に来てもらう、

 

という一点にあるようであり、そこに坂田氏はす

 

ごくこだわっていた。

 

ぼくは碁も知らないし、興味もそれほどないが、

 

阿川弘之氏も登場し、その打ち姿がおもしろいもの

 

だねえ、と言ってたのを読んで、そういう見方も

 

出来るのか、と思った。

 

銀座へ飲みに行ったり、お金持ちの世界だな、と感じ

 

入った。ぼくには縁のない世界のような気がすごく

 

した。

 

(読了日 2024年9・1(日)23:18)

               (鶴岡 卓哉)  


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