古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

暗い海暗い声 生島治郎

2024-09-26 05:01:31 | 小説の紹介

中公文庫

 

この4pばかりの短編。船の上で幽霊のような

 

男が、実は幽霊ではなく、話しかけた男が幽霊。

 

片腕なく、海に身をやつした男であったという。

 

何となく、都会的で、世慣れた感じがする。

 

それでも、自殺してしまった、というんだから、

 

なんとも遣る瀬無くなってしまう。

 

(2024年 9・2(月)21:45)

           (鶴岡 卓哉)

 

 


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