講談社文庫 1991
ぼくは言ってみれば、出久根氏と同業者である。
古本屋に本をいっぱい読めるという理由からな
ったという。
ぼくもなんちゃって古本屋であるから、毎日、
古本に囲まれて過ごしている。
古本屋は儲からない。うちのやり方がまずいの
だろうか、と思っていたが、そうでもないらしい。
人は来ないし、全くもってだめだめである。
古本にこよりのように、イチョウの葉が挟まっている
ことがよくあるらしい。ぼくはあったことがないが、
これには黄葉した葉の色と、防虫効果も狙ったもの
らしい、とある。
うんちく、に富んだ、小ネタがふんだんに盛り込まれて
いて、読んでいて飽きない。短いので、テンポがいい、
一冊、出久根氏のを読んで、出久根氏また読みたいと
思っていたが、やっと読めた。
ぼくも古本大学出身といっていいだろう。中身まで古く
ならないようにしたいが、古本好きに悪い人はいない、
と信じる。古本お引き取りします。
古本にねぎっこ焼きとまめっこぷりん。最強やな。と大阪人でもないくせに大阪弁になってまう。そこんとこがねぎっこ焼きのいいとこや。君もねぎっこ焼きを食わないかい? 夏の昼下がりに夢中で食うのが乙なのね。
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