古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

本のお口よごしですが   出久根達郎

2021-06-29 10:28:21 | 出久根達郎

講談社文庫     1991

 

ぼくは言ってみれば、出久根氏と同業者である。

 

古本屋に本をいっぱい読めるという理由からな

 

ったという。

 

ぼくもなんちゃって古本屋であるから、毎日、

 

古本に囲まれて過ごしている。

 

古本屋は儲からない。うちのやり方がまずいの

 

だろうか、と思っていたが、そうでもないらしい。

 

人は来ないし、全くもってだめだめである。

 

古本にこよりのように、イチョウの葉が挟まっている

 

ことがよくあるらしい。ぼくはあったことがないが、

 

これには黄葉した葉の色と、防虫効果も狙ったもの

 

らしい、とある。

 

うんちく、に富んだ、小ネタがふんだんに盛り込まれて

 

いて、読んでいて飽きない。短いので、テンポがいい、

 

一冊、出久根氏のを読んで、出久根氏また読みたいと

 

思っていたが、やっと読めた。

 

ぼくも古本大学出身といっていいだろう。中身まで古く

 

ならないようにしたいが、古本好きに悪い人はいない、

 

と信じる。古本お引き取りします。

 

 

古本にねぎっこ焼きとまめっこぷりん。最強やな。と大阪人でもないくせに大阪弁になってまう。そこんとこがねぎっこ焼きのいいとこや。君もねぎっこ焼きを食わないかい? 夏の昼下がりに夢中で食うのが乙なのね。

 

 

 


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