映画と本の『たんぽぽ館』

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荒鷲の要塞

2014年09月21日 | クリント・イーストウッド
ロープウェイ上のアクション

荒鷲の要塞 [DVD]
クリント・イーストウッド,リチャード・バートン,メアリー・ユーア,マイケル・ホーダーン
ワーナー・ホーム・ビデオ


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あれ? クリント・イーストウッド出演作、見ていないのがあったんだね。
へへへ。実はね、結構中盤ですっ飛ばしたのがあったんだよ。
 先日何かでこの作品が紹介されていたのを見て、
 あれ、クリント・イーストウッドだワ・・・ということで、観る気になった次第。


第二次大戦中の話なんだね。
 アメリカのカーナビー将軍がドイツ軍に囚われの身となってしまった。
 しかも山岳部にある難攻不落の「荒鷲の要塞」と呼ばれる場所に。
 英国情報部のジョン・スミス(リチャード・バートン)ら6名と、
 アメリカレンジャー部隊員のシャファー(クリント・イーストウッド)が、
 カーナビー救出のため要塞に侵入を図る。
 しかし、付近の雪山へ降下した際、事故に偽装されて一人の諜報員が殺害されてしまう。
この中に、敵のスパイが・・・?! そしてこの作戦の真の目的とは??


・・・ということで、入り組んだスパイ合戦。
 誰が敵か、味方か、実際油断ならないね。
このジョン・スミス自身が最も怪しい感じもしたけど・・・。
ま、そこも注意してみてね、ってところかな?
 唯一信じられるのはクリント・イーストウッドだけ。
だね。
 実際、若かりしクリント・イーストウッド、さっそうとしていてカッコイイわ~。
ロープウェイ上のアクションとか、マシンガンをぶっぱなすところとか。
いや、007などでもあったけど、ロープウェイの屋根の上でアクションするのなんか、
 高所恐怖症気味の私にはぞっとします。やめて欲しい・・・。
ワイヤーを張って引っかかったらダイナマイトが爆発する仕組み、それが後のシーンで、うまく敵が引っかかるわけ。
これが本当の伏線だわ・・・。
はは、シャレじゃないけど、ちょっとユニークだったね。
 68年作品ということで、今にすればアクションは控えめだけど、
 いろいろな騙しのテクニックを仕掛けるスミスと、アクションで見せるシャファー。
 そこそこ楽しめます。

「荒鷲の要塞」
1968年/アメリカ/
監督:ブライアン・G・ハットン
脚本:アリステア・マクリーン
出演:リチャード・バートン、クリント・イーストウッド、メアリー・ユーア、マイケル・ホーダーン、パトリック・ワイマーク

満足度★★★☆☆


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