ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

公演ができるまで

2011-10-02 19:32:35 | 演劇

 今日は米沢西部小学校で子どもミュージカル『どんでん森は、どっきどき』の公演だった。この地域で様々な活動を展開し地域の振興と親睦を目指している団体の主催だった。

 開演の1時間前、リハーサルが始まったばかりのところで、早くも観客入場、それもお年寄り。ええっ!もしかして演歌ショーと間違えて引き受けたんじゃないか??不安は開場とともにますますつのった。来る人来る人おじさん、おばさん、お年寄り!そして、ようやく小学生。ほっ!

 反応の方も、よくわからない。昨日の吉島小の盛り上がりが恋しい。ギャグ不発。客席は常時異様な静まり方。馬鹿にするな!って思ってる?子供だましだってうんざりしてる?観客の横顔を伺うが、・・わからない。面白いのか?つまらないのか?わからない。10人ほど来ている小学生も親や爺婆に挟まれて、なんか窮屈そうだ。

 でも、やっぱり子どもは正直だ。親の顔を伺いながらも笑ったり身体で反応したりし始めた。そして、客席を巻き込んだクェスチョンタイム。ここでようやく大人も子どもも心の凝りがほぐれたようだった。後は、おとなしいけれど、暖かい客席オーラに包まれて終演。拍手はいつまでも続いたな。公演もいろいろあるってことを改めて感じた今日の舞台だった。

 さて、芝居が始まるまでの様子てのは、あまり紹介していなかったように思う。他の高校演劇部で置農みたいな出前公演をやりたいって場合には、少しは参考になると思うので、画像で紹介しておこう。

まずはトラックから装置、道具の下ろし方。

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よくぞこんなにと思う荷物の多さだ。パッキングはまさしく経験のたまもの。僕自身、随分上達したって思う。置農演劇部特製の木枠。パネルの上に取り付けて高さ9尺幅6尺の黒パネルを作る。袖やパック幕になる。

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次にパネルをたてる。今回は山パネル6枚と、移動型樹木パネル4枚だ。

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この間かぶり物や小道具も搬入する。

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これで完成。最近は客席の下手前にパネルを使って音響席を設けることも多い。

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横向きゴメン!そして、客入れ。

Img_1674

そして、はじまり!はじまり!!

コメント
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