ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

置農パン屋今年も開店

2011-10-17 22:02:03 | 教育

 定年をとっくに過ぎたっていうのに、未だに置農でうろちょろしてる理由、一番は当然演劇部。2番目が紅大豆本舗で、3番目が置農パン屋かな。

 えっ!置農パン屋、知らない?それもぐりでしょ。

 置農祭の時だけ忽然と開店するパン屋さんだよ。もう、これが凄い人気!一般公開の3時間ほどの間、加工室前の廊下には延々焼き上がりを待つ行列ができるんだ。奪い合いの人気!って大袈裟じゃないから。お客さん同士のつかみ合い、罵り合いだって起きる。

 職員会議での話し合いの時も、行列で待ってる人が他の展示や模擬店に回らないから整理券を発行しろとか、奥まった加工室前なんかでなくてメイン広場で販売しろとか、様々にクレームがついた。

 別に行列のできるパン屋さん気取ってるわけじゃないんだけど、なんせ手が回らない。パン屋のスタッフは僕と僕の授業を受けている2,3年生。去年は紅大豆本舗の3年生だけでやったので、手勢はわずかに5人。てんてこ舞いが予想されたので仕込み量を減らした。早めに売り切れご免になったのはよかったけど、買えなかった人たちには大いに不興を買うことになった。

 なので今年は目一杯作ることにしている。スタッフは紅大豆本舗4代目の2年生10人に手伝ってもらう。3年生の3代目は焼きたてワッフル「紅大豆本舗」のお店をやってもらうことにした。10人のスタッフって言っても、吹奏楽部や演劇部の生徒は自分たちの出番があるので忙しさのピークにはいなくなる。果たして何人が仕事してくれるのか。

 商品は単純にあんパンとクリームパン。以前は調理パンやったり、冷凍生地の利用なんかもやったが、焼きたてが何より。シンプルに二品に絞っている。

 それにしてもなんでこんなにも人気なんだろう?

 まず原料に良いものを使ってることかな。特に北海道産の小麦粉は市販のパンにはない甘い香りとしっとりとした質感が魅力だ。さらに生地にバターをふんだんに使用する、これも美味しいパンの秘密。高校生が作るてのも食欲をそそるはず。あとは、行列かな。みんな心待ちしていてくれるから、美味しく感じるんだろう。

 いずれにして、みんなが待っててくれるのって嬉しいことだよね。もう、僕の置農祭はパン屋しかない。パン屋のために全力を傾ける。朝4時起きだって苦にしない。働きづめの8時間だってどうってことない。

 さぁ!置農パン屋、22日(土)午前10時開店!整理券の発行は9時半から。お早くお早く!!焼きたてワッフル「紅大豆本舗」もお忘れ無く!!!

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