ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

掛け替え日和?

2011-10-08 17:44:54 | 農業

 3連休の中の唯一の休み。稲の脱穀する予定だったんだ。でも、昨日までの雨でしょ、とてもとても!田んぼの中、水がびちゃびちゃ、歩くのだって要注意なんだもの。

 当然2度目の掛け替えもしてなかったわけで、しゃぁねえ、今日は掛け替えだってことで作業が順送りになった。

 我が家の米作りは無農薬、当然乾燥だって天日乾燥だ。バインダーという刈り取り結束機で刈り取った稲を稲杭にかけて乾かす。一週間くらい干したら、掛け替えを行って日にさらす面を入れ替える。さらに一週間、穂が十分乾燥したら、穂を中にしまって濡れないようにし株の根本の部分を外に出してこれもよく乾燥させる。これが2度目の掛け替えってことだ。さらに一週間で脱穀という手順だ。

 今日はその2度目の掛け替え作業を行った。言葉じゃわかりにくいから、画像でどうぞ。最初の写真が一度掛け替えを終えた稲杭の姿。ただし、専門家つまり百姓が見ると、なにや、これ!下手ぁぁぁぁ!って呆れるね。仕方ないんだ、これ、仙台から体験学習に来た中学生がやってくれた掛け替えだもの。でも、彼らの名誉のために言っておく。彼らは実によく働いた!さすが宮教大付属!!

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 二枚目が2度目の掛け替えを終えた様子。ねっ、ぜんぜん違うでしょ。こういう稲杭見ると、よっ、脱穀待ってるね、よしよし待ってろなって頼もしい気持ちになる。

Img_1772

 そして、作業完了の図!午前3時間、午後2時間5時間の作業だった。ちょい、疲労。

Img_1771

 でも、刈り取られた稲株から元気にひこばえが芽を出しているのを見つけて、そうなんだ!この生命力なんだよな!この稲の生きる力が人間を支え続けてきたんだよなって感動の一瞬!

Img_1781 さて、脱穀はいつできるんだろうね。

コメント
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