外から見てもらうのってとっても大切だ。改めてそう思った。今日は作曲の知野先生のレッスンだった。何気なく見逃していること、ついおざなりになっていた所、そんな点をズバズバと指摘していただいた。
特に、ソロの歌のパックメンバーの動き。これは盲点だったよなぁ。どうしてもソロの歌やソロの動きに気を取られて、しっかり整えられなかった。雑だよな、とは思っていたが、まずはソロをなんとかしなくちゃって思いが強すぎた。
何気ないふりなんだけど、その意味合いが場にそぐわないってこと、ほとんどそこまで考えなかった。まっ、それっぽく動いてればいいか、ってレベルで作っていた。見抜かれたね。明日はしっかりと作り直しをしよう。
歌については厳しい指摘はあまりなかった。まっ、演劇部の生徒だからね、っておまけというか、あきらめというか、妥協の部分はあったんだと思うけど、良くなったと言ってもらって生徒には自信になったかな。
この数日ひどい出来だったのが、今日はみな緊張してそこそこの仕上がりになっていた。やはり専門家が聞いてくれるっていうのは大きいことだし、大切なことなんだよなぁ。なっ、頼むから、今日の出来から出発してくれよな。僕としては、まだまだ。もっともっと上手になってもらわなくちゃダメだ。
特に気持ちの入り方。一人ひとりが歌い終わってぐったりくるくらいの集中を見せてもらいたいな。半端で安っぽい感傷でその気になってもらっては困る。なんたって、歌うのは「死」なんだから。
明日も試験直前だが部活は続く。朝からスタートして二時間は学習、二時間はモノづくり、そして、午後からはこまつ座『キネマの天地』の観劇だ。こういうスケジュールでも成績が下がらない、それが置農演劇部だからね、わかってるよね。