ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

シニア演劇学校開校

2012-05-13 19:15:49 | シニア演劇
 始まった!フレンドリープラザシニア演劇学校。

 集まったのは、結局10人。お二人の方が練習時間に都合が合わず、入校を断念。残念!どうしても僕の仕事の関係から、昼間ってわけにはいかないんだな。まっ、お二人には、来年の学校に入ってもらうことにしよう。って、おいおい、来年もあるって言えるのか?今年だって、1人減り、2人減りして、残ったのは事務局のGさんと僕だけってこと、ないわけじゃないぞ。

 最初の稽古をしながら考えていたのはそのことだった。なんか、詰まらないんじゃない?発声練習なんて馬鹿くさ!なんて思ってんじゃない?ストレッチにしても、きつぅぅぅぅ!なんて嫌気さしてたり?

 なんたって、初めての経験だもの、シニア年代の人たちだけと何かするって。だから、疑心暗鬼!は、大袈裟だけど、やってる僕自身が、面白くねえよなぁ、もっと上手なトークで笑い取りながらとかできんのか?あるいは、もっと工夫して動きのある練習方法にならんか?なんて不満に思うことしきり。おまけに、ワープロで打ったテキスト原稿、間違いだらけだし。

 きっと、次回からはごそっと減ってたりするんじゃないか、そう、演劇学校の第一期の時みたいに。あん時はひどかった。開校式に来たのが80人以上、2回目にはそれが半分に減り、2年後に卒業できたのは、30人弱だった。そのやばい記憶が頭を行ったり来たりした。

 でも、終わった後で、事務局に聞いたら、スポーツ保健の手続きは全員がした、ってことだったので、あっそうなんだ、この後も長く続ける気でいるだ。と、胸をなで下ろした。

 10人とたしかに人数は少なかったけど、中身は、どうしてどうして濃厚だった。やっぱり、熟年だもの、シニアだもの。50歳過ぎて演劇なんて高いハードルを越えようと飛び込んで来るんだもの、動機だって並大抵のものじゃない。人見知りの性格を直したい、介護の仕事に女優となって役立てたい、続けてきた紙芝居をもっと魅力的にしたい、これから何年生きるか最後の輝きを演劇で、合唱を40年やってきたがさらに新しいことに挑戦したい、退職を機に未知の世界に踏み出したい、うーん、その意気込み、それだけでもう芝居になるなあって思いながら自己紹介を聞いていた。

 でも、受講生の気持ちが熱いほど、期待が大きいほど、僕の責任は大きいわけで、こりゃどうあっても、満足納得の一年間にしなくちゃなんないだろう。次回は23日(水)、ぎちっと準備して楽しい2時間半を過ごしてもらえるように、はい、努力します。

 

コメント (2)
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