ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ゲネ終わってうーーーん!?

2012-09-10 18:32:12 | 演劇
 地区大会一週間前、会場の米沢市民文化会館を使って終日のリハーサル。すでに大会用に照明も音響仕込んであり、このまま本番まで吊りぱなしということで、9時の入館から22時の退館まで目一杯使わせてもらった。有り難い!しかも、常に近くについて生徒の至らぬ部分をカバーしてくれる心配り、本当に助かりました。

 さて、フルに1日もらったげれど、やっぱり終わってみればアップアップだった。その原因は装置。今回はリバーシブルの大型パネル8枚と同じくどでかい門一基。これらすべてがキャスターのついた可動型で、シーンごとにあっちに動きこっちに動きする。それも暗転中の暗がりの中。

 まずは、その位置決め。これがなかなかの難問だった。照明との兼ね合いもあり、あっちを動かし、こっちを直しでほぼ2時間経過。次に明かり作り、決められた基本仕込みの中なので、どうせ大したことはできないと思ってはいても、ついつい粘ってしまって、これにも4時間。
 
 そして、問題の場転!これがあーでもないこーでもないと、時間を費やして3時間!おお!後はゲネのための1時間のみ!なんだかんだ準備に手間取って、スタートは8時20分。止めてやり直したい気持ちに襲われること数度!そこをぐっと我慢してなんとか最後まで終わらせることができた。

 それにしても部員たちは凄い!昨日ようやく動きがついたばかり、通しだってしちゃいない。なのに、ゲネだもの。ここいらはやっぱり舞台経験の差だね。身体で芝居ってものを知ってるから、こんな中途半端な準備でもなんとか形を付けることができる。やはり舞台の数こなすって大事なことなんだ。

 さて、その仕上がりだが、うーーーーん、どうも面白くない。演技の部分ももちろんあるが、台本に難があるって気付いた。どうにも抽象的で人間がいない!これ、致命的じゃん!でも、意識してそういう芝居を書いたってことでもあるんだけど、やっぱり、わかりにくいかって感じてしまった。

 で、3ページ分くらい手直しをして、じゃこれ明日までに覚えてきてね、っておいおい、そんな!無茶だろ!

 まっ、われわれ普通の大人なら絶対不可能!でも高校生はできる!それも置農演劇部はできる!って信じられるってとっても幸せなことだと今更ながら感じている。

 さあ、明日から、ラスト3日!徹底的に演技をしごこう!

コメント (2)
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