ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

炎天下でも稽古、稽古!

2012-09-15 20:47:15 | 演劇
 置賜地区大会、いよいよ明日に迫った。今日はそのリハーサル。午後2時スタートということで、午前中は会館横の広場で稽古だ。8時の集合だが、その20分前には早くも作業開始。可動型パネル8台の組み立てを完了し、まずは場転の稽古。そう、事務局なんでね、8時半には照明スタッフを出さなくちゃいけない。全員で行う場転の稽古は、その前にしかできないからだ。

Photo


 写真はその時の様子だ。ねっ、こんなのが舞台上を行ったりきたりするわけだもの、これ、大変でしょ。目標時間は30秒台!お客さんから見て、なかなかやるなこの難しい場転をって思ってもらえる時間だ。転換スタッフの動きを見ながら、無駄な動き、停滞する流れをチェックした。でも、結局タイムは40秒台、目標にはほんの少し及ばなかった。これが暗転中ってことになるとさらに10秒はオーバーするだろうから、1分切るかどうかってところになってしまうだろうな。地区大会は上演時間の制限なしなので、心配はないが、県大会に進むとすれば、もっともっと縮めねばならない時間だ。

 スタッフを他校のリハーサルに出した後は、公園で通し小返しをしつこく行った。いやはや、この炎天下だぜ。9月も半ばだって言うのに、35℃だもの!直射日光の中でやったらたちまち熱中症続出だ。そこで、隣のビル(ポポロビル)の日陰を使って稽古した。はじめは公園の中だったが、日が上がるに従って徐々にビルに近付き、公園をはみ出して歩道に、さらにそこも日が当たり出してビル側の歩道にと追い詰められながら稽古を続けた。

 でも、日は容赦なく中天を目指すからね、結局日陰はわずか1mとなって諦めた。仕方なく会館の2階ロビーに入ってみたら、おお!なんと冷房が効いているじゃないか!昨日の打ち合わせじゃ、金が無いから冷房入れないってってことだったのに!でも、まっ、炎天下、日陰を求めてさすらった稽古もまんざら悪くなかったな。こんな無茶できるってことも置農の底力って言えなくもない。

 2時間とたっぷりあったリハーサルだったが、終わってみれば、やっぱり場ミリと照明と場転練習で終わってしまった。とてもとても、通すなんて、大それた事だった。まっ、でも、そんなもんでしょ、リハーサルなんて。

 最後はこの間の稽古で痛んだ装置の手直し。破れをボンドで貼ったり、色を塗り直したり、テープで補強したりして1時間。最後までしっかり活動した1日だった。この気持ち、この粘り、これがきっと明日は好結果を産むんだと信じたい。




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