ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

走り初め 川西元旦マラソン

2015-01-01 16:38:03 | ランニング
 なんか不思議な感じだなぁ、元旦早々走るって。それも大会だもの。

 大晦日の夜なのに、テレビに釘付けになって夜更かしするなんてこともなく、だらだらと飲み続け食べ続けてはちきれの腹抱えて苦しむ、なんてことなどさらさらなく、いつもの通り、普段の通りで翌日に備えた。いつもと違うのは、緊張感あって寝付きにくかったってこと。たとえ5kmでもレースはレースだから。

 一週間も前から気になっていた天気、家を出る時にはなんと一瞬の晴れ間さえ垣間見えて、やった!と喜んだのもつかの間、川西に入ればさすがに雪模様。でも、この季節としちゃ悪くない、吹雪いてないんだから。

 体育館で入念にアップして、開会式にも参加して、さらにアップを万全に。地元みたいなもんだからね、主催者はじめ卒業生やら元同僚やら、顔見知りもあちこちにいて、開会式だって真面目に参加しないわけにいかない。

 アップの最中、知り合いから、目標は20分切り?なんて聞かれて、と、とんでもない、この雪道ですよ、30分オーバーしないよう頑張りますと答えた。いくら5kmだからって、自分の持ってるペースなんてそう速くはできるもんじゃない。道は滑るし、寒さや風の影響もあるから、まあ、5分40秒/kmで走れたら幸せってとこが本心。でも、もしかしてみんな速いのか????

 スタート。5kmを走るのは全部で100人くらいかな、ほんと、町の体育祭って感じだ。当然、デジタル計測なんてなし。途中の折り返しも係員がゼッケン確認しながらチェックをしていた。それも一人で。ゴールも机に座った計測員が通過した選手のゼッケン番号読み上げて記録。なんか高校の長距離走大会思い出しちまった。

 レース終了後は大抽選会。参加者のほとんどが体育館内の剣道場のようなところに集まって始まった。町内の商店やスポーツ用具店から寄せられた品物が、次々とくじ引きで出走者に当たっていく。酒一升なんてのもあって羨ましい。くじ運のめっぽう弱い僕のこと、当たりっこないとは思ったが、どうせなら、酒、いいよねぇ。クレヨンセットとかトートバッグとか、あんなのいらね、なんて勝手に頭でほざいていたら、なんと僕の番号120番も読み上げられた。くじに当たったのって、5年前に町の歳末大売り出しで銀賞(サービス券50枚)当てた時以来だ。さてさてなにをいただけたのか?家で開いてみたら、



 スポーツ用手袋!うん、これならもらう。自分が当たったからってわけでもないが、もうそろそろ抽選会も終わりじゃないの?そんなに当たりが出たんじゃ有り難みないじゃないの。なんて思えども思えども、終わらない、えんえんと終わらない。さすが大抽選会と銘打つだけはあるわ。もしかして全員が当たるまでやるつもりか?それじゃ忘年会の余興じゃないの、これも頭の中でつっこみ。結局、半分近くってことは100人くらいが当たって、あとはずれた人には残念賞が全員に用意されていたのだった。なんとも、和気藹々のイベントだよ。39回にもなるってことだから、町のスポーツ好きの人たちには、元朝参りみたいなものになってるんだろうな。走り終えて改めて新年のご挨拶、そしてお屠蘇におせち料理。新年行事としてしっかり町民に根付いたマラソン大会、ゆるくてのどかな大会だった。

 おっと、記録証なんてものも当然ないからね。配られるのは全員の記録が記入された数枚の記録紙のみ。で、僕の記録、25分30秒、ペースは5分6秒!おお、目標達成じゃないか。こいつは春から縁起がいいや!手袋当たったし。






 
コメント
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