ステージおきたま

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シニア演劇学校四期生募集始まったぁぁ!

2015-01-23 10:08:25 | シニア演劇
 山形新聞にプラザシニア演劇学校四期生募集の記事が載った。

 こちらの募集チラシを見て、頼まないうちからさっそく書いてくれた。ありがたい!こういう記者様は大切にしないと。そうよ、様付けだよ。演劇ってともかくマイナーだからね、公演の案内もなかなか取り上げてくれないし、劇団の様子が記事になるなんてとんとない。たしかに、趣味の領域でしょ、って言われればその通りで、詩吟やら合唱やら吹奏楽やら一生懸命やってる人たちと同じなんだけどね。音楽関係に比べれば、演劇やってます、てのはめちゃめちゃ少ないし、団体の数もいたって少数派だ。でも、そこだ、マイナー故に価値がある、なんてことも考えるわけだ。

 なんで演劇はマイナーなのか?それ、敷居が高いってことが大きな理由じゃないかな。合唱や吹奏楽なんかだと、ソロってのもあるけど、全体としてはみんな一緒、団体活動だ。一方演劇は?コロスなんて大勢で同時にせりふ言ったりする場合もないわけじゃないが、まっ、普通は一人で勝負だから。せりふ間違えたり、出なかったりしたら芝居そのものぶっ壊すことにつながりかねない、ってことは怖い。照明当たって観客を前に演ずるって、これかなりの度胸と自信がなけりゃできないってだれだって思う。なんかすげえ能力高くて、あれ選ばれた人のもんでしょ、って遠巻きにしちまうってわけだ。あと、あれ目立ちたがり屋、の人たちなんよって偏見も普通に広がってると思う。

 でもね、高校演劇やアマチュア演劇、そしてシニア演劇にも関わってきて、そんなのみーーーんな嘘!って自信持って言える。置農で演劇部に入ってきた子たちってほとんどが、クラスじゃ地味ぃぃぃな、目立たなぁぁぁい、ごくごく普通ぅぅぅの生徒たちだった。成績もピンからキリ、トップクラスも居れば、最下位争奪グループなんかも少なくなかった。菜の花座だって演劇大好き!は共通していても、根っから才能豊か、なんていないし、シニアもほぼみんな迷いに迷って飛び込んできた人たちだ。

 敷居もハードルも高くなんかない。能力あったり、出たがりだったり、特別な人たちなんかじゃない。ちょっとばっかし変わったことやってみようか、とか、新しいこと挑戦してみようか、ていう好奇心と意欲があればそれで十分!あとは一歩を踏み出す勇気ときっかけだけ。そのわずかな踏み出しがまるで違った新しい感動の世界を開いてみせてくれるってことなんだ。

 だから、まだまだこれからだって思ってる人、なんか別世界に飛び込んでみたいと願ってる人、新しいつながりを作りたいと狙ってる人、シニア演劇、すぐ目の前に大きく扉を開いて待ってるから、ってことで、演劇へのお誘いでした。

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