ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

冬トレで爺さん走り?解消

2015-01-26 15:48:16 | ランニング
 雪国の冬、ランニングのトレーニングってどうする?悩ましい問題だ。雪道だって走るぞってスノトレまで買ったけど、スノトレって走るためのシューズじゃないんだよね。防水性は十分だけど、堅さと言い、クッション性の不足と言い、雪道通学・通勤用ってところなんだなぁ。圧雪ならともかく凍り付いた道じゃつるっつるだしね。それとこの豪雪!道狭くなってるから怖ぁぁぁい。空は今にも雪が舞い散りそうな鉛色、とってもとっても走る気分になんてならないじゃないか。

 仕方なくって言うか、幸せにもって言うかジムってもんがあるから、しこしこと通っちゃランニングマシーンの上をハツカネズミよろしく走っている。1日7kmノルマにして、5分30秒/kmのペース走(一定ペースで走るトレーニング)やったり、6分/kmから5分/kmへのビルドアップ走(途中から徐々に速度を上げていくトレーニング)やったりしている。時には傾斜つけてあえいだりしてね。

 もっと走ればいいのにって、言うは易し行うは難し、飽きるんだよ、マシーンて。せいぜい50分がいいところ、辺り見回しても、まっそんなもんだから、ふつーの人間のふつーの我慢限度ってとこなんだと思う。7割方の筋力維持、走力キープを冬トレの目標ってことにしている。

 でも、そこはそれ研究熱心て言うか、転んでもただ起きないって言うか、なんにでも目的見つけないと済まない世知辛い性格の僕だからして、ランニングマシーンのトレーニングにも、課題を設定している。それは走り方の基本チェック。フォームとか呼吸とかストライドとか、ランスマ(NHKBS毎週土曜放映)で教わったことをああだこうだと試している。

 川西元旦マラソンでは、寒さのせいか久しぶりのせいか柄になくスピードあげたせいか、後半胸に痛みが走り呼吸が苦しくなった。これ多分呼吸法のせいだって当てずっぽして、腹式呼吸で走りきるトレーニングを心がけている。やってみると、かなり意識しないと腹式ってできないんだなぁてことがわかった。長い距離で後半バテる理由の一つがこれだなとも思い当たった。

 次なる課題は、爺さん走りを止めること。これ格好悪いんだよ、尻落ちてへっぴり腰、それでも前傾しようとすっと顎上がって、これまるっきり爺さんだから。颯爽とさ、胸張って腰を前に押し出して走りたいじゃないの。そのトレーニング心がけている。日頃から猫背のくせ付いてると、腰を引き上げて背筋しゃんとするってかなり筋力のいることなんだ。腹筋とか背筋とかだっぷり必要だし、常に意識を集中していないとできない。だから、この冬場、頑張る。

 三番目の課題。ちょこまか走り解消。足短いからさ、どうしたって歩幅は小さくなるんだけど、それでスピード上げようとすっと、こりゃ当然回転速くするしかないわけだ。ピッチ走法って言えばなんかそれっぽいけど、どうもアヒルがあわくって走ってるみたいで、これどうなの?って思っていた。で、金さん(ランスマ、ランニング講師)の教えを思い起こすと、要するに腰の付け根を十分に動かせていない走り方ってことらしい。足だけで走っていて、足の振り出しと連動して骨盤が前に出て行かない問題点なんだ。この矯正も冬トレの目標にしている。

 たかだか走るってことなのに、このひたむきさはどうよ。性格のくそ真面目さを汗と一緒にまき散らしてランニングしてるって感じ。なにやっても課題解決を目指すって、もしかしたら団塊世代の特徴っていうか一代欠点なのかもしれないなぁ。


コメント
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