ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

心強し!冷凍小松菜

2017-03-11 09:27:37 | 暮らし

 越冬野菜が心細くなってきた。1個ずつ新聞紙に包み、小屋のキャリーの荷台で冬眠している白菜も残り4個、根っこ付きでごろごろと転がっているキャベツは、最後の1個となった。人参、ジャガイモ、大根はまだゆとりがあるが、そいつらは、なんたって、根菜類、ビタミンや繊維質の供給源としちゃ、物足りない。あっ、ニンジンは別だけど。

 裏の畑は一面雪に覆われ、7,80センチはゆうに超す積雪、掘り出して雪下野菜ってわけにゃいかない。あと2週間、春の日差しに恵まれれば、畑にも飛び出せる、と思っていたら、ここ数日の積雪!またもや冬に逆戻り。うーん、ヤバいぞ、緑黄色野菜欠乏だぞ!

 そうだ、たしか青菜を冷凍してあったはず。冷凍庫の中を引っ掻きまわせば、ほーら、あるじゃないか、かっちんこちんの小松菜が。正月のお雑煮用にと、湯がいて小分けにして冷凍しておいたんだ。

 ほれ、今年の正月は雪無し暖冬、1月半ばまで畑の菜っ葉が利用できたから、そのまま思い出されることもなく、冬眠してたってわけだ。どれどれ、これをいただくことにしようじゃないか。

 いったん冷蔵庫で解凍した後、袋から取り出してみれば、おう、この瑞々しい緑!これは元気がもらえるぞ。

 さっそく、味噌汁の実として利用した。よくよく探してみると、まだ7,8袋はある。1袋に2,3株は入っているから、雪解けまでの2週間、なんとか、こいつらのお陰で、緑をいただけることだろう。こまめに保存しておいて、本当に良かった。山形青菜の漬物も一冬、貴重なビタミン給源として役立ったし、やぱり、冬と対峙するにゃ、それなりの準備と心構えが必要ってことだ。

 冷凍青菜に助けてもらいながら、春の訪れを待とうじゃないか。

コメント
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