ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

近頃は、男もすなる菓子講習会

2017-03-18 14:08:37 | 地域文化

 気、使うんだぁぁ、ごはんワッフルの講習会。なにがって、忘れ物。必要な材料、きっちりそろえて、持ち込みの器具類もチェックして、前日にごはんのタイマーセットして、すべて8人分、間違いないか?

 一つでも忘れりゃ、ごはんワッフルできないからねぇ、一つ一つ指さし確認だ。よしっ、冷蔵庫に保管してあった牛乳を段ボール箱に入れて、大丈夫?大丈夫!で、会場のゆうきの里さんさんの加工実習室に着いて、気が付いた。なんとぉぉぉ!せっかく炊いたごはん忘れてきたぁぁ!ごはんワッフルでごはん忘れるって、ありえねぇぇぇぇ!幸い、近いので慌てて取りにもどって、滑り込みセーフ。

 去年に引き続き、ごはんワッフル。同じことやったんじゃ申し訳ないから、ちょいと一工夫。粒あん入りとバナナ入りの応用編2本を用意した。引き続きで参加って人も数人いたので、メニュー変えて良かった。

 参加者8名、当然すべて女性だろうって思って臨んだら、なんと2人も男性が混じっていた。ほえーっ!菓子作り講習会にも男性が参加するようになったのか!都会じゃないよ、この高畠でだ。こりゃ驚きだぜ。一人は町内の豆腐屋さんの息子、も一人は東京でラーメン屋やってたっておじさん。ふむふむ、やっぱり食べ物に興味津々の男たちなんだ、なるほどな。

 8人を二つの班に分けて、作業開始。男だからって臆するところまるでなし。かと言って、過度にしゃしゃり出ることもなく、自然と融け込み、卵の泡立てなど力技の部分を引き受けて、女ばかりよりも和やかにスムーズに仕事が進んている。うん、そうなんだ、やっぱり世の中、男も女もどちらも力出し合って上手くいくってことなんだ。この流れ、どんどん進んで、料理教室とか、お茶会とか、ダンスとかも男女一緒に楽しむようになるといいなぁ。って言うか、きっとそうなる。

 講習品目の方は、生地がちょい柔く心配したが、どちらの新製品も上手に焼きあがった。1班一つのワッフルメーカーしかないため、一度に焼ける量はたったの2個!生地を絞り入れ、片面90秒、裏返してさらに90秒。これを生地1種類につき10数回繰り返す。単調な待ち時間を救ったのは参加者のおしゃべり。横浜から移住してきた人の田舎暮らし報告とか、地元はえぬきの婦人のお茶の間地域情報など和気あいあいと交換しながら、時を過ごした。もちろん、ラーメン話しや豆腐談義なども面白く、3時間を超える講習も退屈せずに終了することができた。

 焼き時間は取られたが、その分一人10個くらいのお土産もでき、喜んで帰ってもらえたしなぁ、面倒でも引き受けて良かった。来年も、ぜひ、ぜひ!って頼まれたけど、もう、ネタ切れだもんなぁ。

コメント
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