ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

孫のお出迎えはバスク風チーズケーキ!

2022-01-04 11:19:37 | クッキング

 年末、息子一家がやって来る。うん?やって来るぅ?そう、帰って来るとか帰省なんて言葉は使わないぞ。田舎に住んでたって、先祖代々ってわけじゃなし、勝手に移り住んだ親なら、子どもも好きなところで生きればいい。一家を構えて40代、実家、なんて言葉にもはや実態はない。

 小、中、高と地元公立学校で学んだが、やはりどこか居心地は悪かったようで、故郷の幼馴染との再会が楽しみ、なんて情感はないようだ。世間の常識だと、そりゃ残念だねぇ、寂しいねぇ、って哀れみの対象かも知れない、が、当人も親たちも、およそ世間様の感覚とは縁遠い。旧友なくて何が悪い、仲良しいない、それがどうした!

 と、ドライに割り切っても、久々の孫の来訪となりゃ、お、おい、なんか作っておかにゃぁ。夕方4時くらいに着くってことだし、まずはお茶だろ、となりゃケーキさ。簡単にできて間違いないもの、・・うん、あれだっ、バスク風チーズケーキ!

 クリームチーズはしこたま仕込んであるし、生クリームも間違えて3本も買っちまった。卵はお隣さんから放し飼い卵、もらったし、あとは砂糖と小麦粉少々。材料は準備万端遺漏なし、さっ作るぜぇぇぇ!

 なんせお手軽、気楽!そのくせ仕上がりは極上だからいいのさバスク風は。柔らかく温めたクリームチーズに砂糖入れて混ぜ、卵入れてかき混ぜ、小麦粉入れてざっくり混ぜ、最後は生クリームを回し入れて混ぜる。あとは型紙敷いた型に流し込んで焼く、これだけ。しかも、型紙もワックスペーパー適当に切って、水で湿らせて絞ったものを型に沿って押し込むだけって手の抜きようだ。いいなぁ、このいい加減さ。

 焼き上げは220℃で50分!ええーっ!焦げるんじゃねえか?

 そう、前回は表面真っ黒こげ、でも、そのおこげも食い意地の妨げにゃならなかった。って言っても、きれいな焼き入れで仕上げたい。上火つけっ放しじゃ焦げるよ!失敗からしっかり学べ。上火は10分で切って、下火だけで40分、おっと、焼き色着いてないじゃん、よし、あと5分、上火だけで。

 ほれほれごらんなさいよ。この美味しそうな焼き上がり!こ周囲の敷き紙のしわしわもバスク風の飾けなし、これがまたいい。

 孫たちの到着にも間に合って、2年ぶりのお茶会はバスク風チーズケーキで話が弾んだ。

 さっ、これから連日、孫さんのお相手は、手作り教室だぜぇ!

 

コメント
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