ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ヘッドライト買った!薪運び用??

2022-01-19 11:22:45 | 暮らし

 薪ストーブのある暮らし、もう、どんだけぇ!って言うほど快適なんだ。暖かさが柔らかい、炎見ればやすらぐ、遠赤外線で健康効果、石油の臭いなし、煮炊きもできる、お湯はいつでも沸騰中、煙突回せば全館暖房も可、夜通しとろとろ暖かい・・・もう、いいことだらけ、猫灰だらけ?

 すべて円満不満なし、ってわけにゃいかんよなぁ。世の中、楽ありゃ苦ありだぜ。

 まず、朝だな、ちょいつらいのは。寝る前に薪をたんと放り込んでおいたとしても、さすがに朝にゃ燃え尽きてる。そこで朝一作業はストーブ点火だ。ここ、若干コツ有りだな。石油やガス、電気のようにスイッチぽんってわけにゃいかない。自家製点火剤の上に焚きつけを組んでそっと薪を積み上げ火を着ける。慣れりゃ失敗なんてほぼないが、焦ったり無精したりすれば、わぁ~消えちまった!うーん、着かん!で、いらいら、ってこともないわけじゃない。巧みの技で30分もすれば、室温は7~8度からすぐに20度快適暖房、後は時折薪を足していけばよい。

 が、苦の種はも一つ。薪運びだ。

 ここんとこ、寒さも厳しいからなぁ、日に2,3度は薪を運び込まにゃならんのさ。寒気の中、北側の薪置き場に飛び出して、運搬バッグに積みこんでえっちらこと運ぶ。朝、飯食った後だろ、昼、飯食った後だろ、で、最後は夜、飯食う前だ。定期的に運搬してストーブ横に積み上げておけば、大いに安心、ゆとりの時間が待っている。ただし、うっかり忘れたりしなけりゃな。

 あっ、いかん!薪、足りなくなるぞ、って夜になって気付く、これが最悪だぜ。寒気ますます厳しく、時には粉雪も舞う中、真っ暗な外でLEDランタン片手に薪をバッグに詰める、うーん、光届かねぇぞ、どの薪にするんだ?よく見えねえ。寒い、凍える、苛立ちマックス!もう、やってらんねぇよ。明るいうちに済ませときゃよかったのよ、と悔やむことしきりだぜ。が、喉元過ぎりゃってやつで、また、忘れた!

 せめて、も少し手元明るい状態で薪運びできればなぁ、じゃぁどうすればいい?解決は神さんの一言。ヘッドライト付ければ?おぉ、そうだ、それがいい。夜間、暗闇での薪探し、これ、アウトドアキャンプそのものじゃないか。よしっ、購入、ポチッ。

 

 届いたヘッドライト、安物だけど、効果は抜群、眩いほど明るさだし、電池いらずのUSB充電、維持費用ほぼゼロだ。薪を求めてあちこち手探りなんて不要になった。これで、ちょいうっかりも問題なし。夜間の薪運びも快適、じゃあないが、まぁ、うんざりせずに外に飛び出せるってもんだぜ。

 こういう、ちょっとした便利が手軽に手に入るようになった、てのは今の時代のありがたさってもんだな。でも、うん、薪運びもなしで済ませられないか?って方向に走ってしまうと、石油、電気べったり依存の暮らしになっちまうわけで、これは、要警戒だけどな。 

コメント
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