真空パック機のことだ。どうも、トラウマになってる。数年前、中古ながら良い製品って売り文句に騙されて、買ったはいいけど、さっぱり吸引しない。取説読みながら、繰り返し繰り返し、ああでもないこうでもないと試みたんだが、ダメだこりゃ。なぁにぃぃ、これただのシーラーじゃん。不良品掴まされた、もう!
恋と同じ、一度失敗すると臆病になる、って、ジジイがなんと恐れ多い比喩使ってんだよ。一度こけると出歩くのが億劫になる、とか、一度ぶつけると車乗るのが怖くなる、とかって方がリアリティありだぜ、ジイサン。
我が家の場合、なんでも自家製、あれこれ加工、ともかく保存なんだから、真空パック機は必要度トップランクの家電?って言えるんだ。でも、この吸わない吸引機にゃほとほと懲りたから、とてもじゃないが、新たに買おうなんて気にならなかった。
いつまでぐじぐじ尻込みしてんだよ、必要なんだ、買ったらいいべ!そろそろ心の傷口もふさがってきたしな。餅もつくことにしたんだし。って、だったらどうして、年末5升もついた時買わなかったんだよ、って、まぁ、人間、風の吹くまま気の向く加減ってもんがあらぁな。
ちょうど楽天の買い物マラソン期間で、ポイントもたくさんつくし、って、またまた楽天に踊らされてやんの!
ずいぶん調べたぜ、メーカーもいろいろ、価格もピンキリ。うーん、どれにする?選択基準は、吸引力の差か?いや違う。水気のある食品をパックできるかどうかだ。多くの製品で水物OKとはうたってるけど、コメントよくよく当たってみれば、実際は、・・・
で、選んだのがフードシールドJP290D、大容量集水カップ版ってやつだ。これなら水分吸っても大丈夫なんじゃないか?ただ、商品説明にやたら取説読め、ミスは使用方法の過ちから、ってくどいほど書いてある。よっぽど使い方難しいのか?しくじる人多いのか?
こうも注意!マーク多いと、届いた製品も、恐る恐る触り、念入りに説明書と照らし合わせ、何度も試し運転に失敗して、ついに!操作方法と原理を修得したぜ。
さぁて、餅のパックだ。
どんなビニール袋でも使用可、ってことにはなっているが、せっかく空気抜いてもいつの間にか破れてた、なんてがっかりはお断り、真空パック用の厚手の袋を使用するかな。
餅を丁寧に詰めて、開いた口を機械に差し込む。この時、真ん中に飛び出してるノズルを袋の中にっつ込む、うん、なるほど、これなら、効率的に吸引できる。堅めの蓋を体重掛けてえいやっっとしめて、スイッチON!
ノズル周辺に空気を寄せるようにしてやると、おぅおぅ、吸って行くぜ。
一気に吸引、てほどの力はないが、じわじわと空気がなくなって行く。ここらでいいかってところて゛吸引スイッチOF。ノズルを引っ込めて、シールスイッチを入れる。最初の設定4秒でシール完了!おお、できたわ、真空パック餅。
よかった、よかつた。今回の機械はいんちき商品じゃなかった。これで、冷凍保存は容器要らず、場所も取らず、冷凍庫を十分に活用できるってもんだぜ。うふっ、なんか楽しい。次、なにパックするかなぁぁ!