ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

参院選いよいよ始まった!けど・・・

2022-01-05 10:54:36 | 世の中へ

 昨年の衆議院選を支援した市民グループの代表からアンケートが来た。

 今度の参議院選、どうしますか?って、そうか、そうだよな、すでに選挙区の野党候補者、立候補表明してるもんな。応援する、しない、はっきりさせなくっちゃ、ってことだよな。

 早くから手を上げてくれてるのはいい。でもなぁ、国民民主党から出るって、なんだよ。しかも、共闘の相手は立憲、連合他で、共産党は対象外って断言しちまってる。

 ええーっ!そんなぁ。共産党のけ者にして、自公政権追い込めるって思ってんのかい?前回衆院選だって、野党共闘成立したから1人区で勝負になったんだろ。連合芳野会長が選挙期間中!信じられんよ、選挙の真っただ中だぜ、あんなに共闘つぶし選挙妨害しても、共闘の成果は明らかだったのに。

 最近の国民民主党、とてもじゃないが応援できないぜ。どんどん政権寄りにシフトして、維新とも一緒でいいよ、どころか、自民党からも囲い込みの対象になってきてる。改憲レールには乗ってくつもりだし、党内からは反原発崩しの声も大いに上がってる。

 さらにお世話になった共産党もはめちにするってんじゃ、とても、とても!まっ、勝手にやってくれ、ってことだぜ。

 前回衆議院選は、まっ、掛け声倒れだったけど曲がりなりにも政権選択を中心に据えた選挙だった。だから、山形2区、国民民主党の候補者だったけど目をつぶって応援、ってほどのことはしちゃいないけど、精いっぱいSNSで発信したりしたんだ。あっ、もちろん、「比例は国民民主党へ」って部分はすべて握りつぶしてね。

 ほんじゃ今度の選挙はなんなのさ?

 野党再編成に向けての緒戦!だと思うんだ。立憲を中心にした野党の塊で自公に対決して行くって構図は急速に壊れて行く、いやすでに力失いつつある。時代は多様性の流れだ。政策課題も様々で、あれもこれもと手を広げても支持は得られない。刈りこんで目標を研ぎ澄ませた党が次々に現れつつある。公共福祉絞り上げて万博とカジノで大儲けの維新なのか?みんな生きてください!の、れいわ新選組、共産党なのか?対決の主軸は移りつつある。

 この参議院選は、篩なのさ。なんでもござれで肥大化した既成野党は網目を通過できない。

 掲げる政策だけじゃない。政治への取り組む姿勢、党と支持者、有権者とのかかわり方、党というもののあり方、選挙運動の進め方など、つまり政治をどう国民一人一人の手に取り戻していけるかが問われる選挙なんだと思うんだぜ。少なくとも、その始まりだ。

 中間富裕層化した連合組合員におんぶにだっこの国民民主党が支持を広げられる可能性なんて豆粒レベルだな。もう、すでに一部世論調査じゃ支持率でれいわに越されてるしな。

 今回手を上げた候補者は前回無所属で当選したのに、その後、何の説明もなく?国民民主党に入った。そのことだけだって、裏切られた思いしてきたんだ。こんどはのけっから、はい国民民主党でございます、なんて知るかよ。

 勝手にやってくれ、結果は見えてる。

 労働者は一つになって、なんて夢は捨てたぜ。労働界も含めて厳しい二極化が進んでるんだ。だろ?正規と非正規、大企業と中小、製造業とサービス業、もちろん、上級国民と下級貧民、金持ちと貧乏人、資産持ちと素寒貧、あらゆる場面でその亀裂をくっきりと際立たせること、それが、この先の大きな政治的あるいは社会的課題だってことさ。

 って、ことで、来たる参議院選への態度は決まったぜ。ガンバレれいわ!ガンバレ共産!ただし、腹が座ってきたら立憲も。

コメント
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