おっとぉ!今年の課題、勝手に押しかけて来たぜ。
大晦日、最高齢の劇団員から電話。
「稽古に通うのがきつくなりました」「これからは応援に回りたい」
そうだよねぇ、連夜1時間弱の山道を通うって、厳しいさ。若者だって無理、まして、・・・
わかるよ、その辛さ、口惜しさ。いいのいいの、次の作品に穴あけるなんて気にしないで。こっちだって、夜は視界不良、おっかなびっくり稽古に通ってんだから。シニア演劇学校から5年かな?幅広い芸域でいろんな役をこなしてくれました。ありがとう。
となると、6月公演の台本、書き直さなくっちゃ。
『ダンスホールMitsu』、昨年秋の公演半年先延ばし、6月にやることになってるんだ。重要な役どころだからなぁ、このコロナのご時世、代役探して四苦八苦もないから、思い切ってばっさばっさ剪定するしかないぜ。
構成そのものも、も一つ気に入らないところあったし、配役、ミスキャスト?とも感じてた。この際だ、どんでん返しの全取っ換え!と行こう。そうだ、強力な新人も入ったことだし、登場人物も変えてストーリーもフルモデルチェンジだ。つまらないエピソードや笑えないギャグシーンはばんばんカット!舞台も3か所から中央に固定、オーソドックスな演劇風で乗り切ってみよう。で、上演時間も大幅短縮ね。
こりゃ、新作書くのに匹敵する難事業出来だぜ。
そうか、これが今年の目標その一、ってことなんだな。せっかく降って湧いた新年の課題、よしよし、逃げずに立ち向かいますぜ。
旨味たっぷり、スリル満載、興味津々のてんこ盛りにして行くにゃ、題材探しに行かなくっちゃ。脳みそ活性化して、想像力に磨き掛けなくっちゃ。いつまでも、ネトフリ三昧しちゃおれんぞ。資料漁りを始めねば。
いや、違う。ネトフリドラマの魅力、思いがけない設定、複線的なストーリー、スピーディな展開、目を見張るシーン作り、心に刺さるセリフ、こういったものを生かすためにも、夜ごとのネトフリタイムは大切にして行かなくっちゃ。なぁんて、早くもさぼる言い訳作り?
まずは1月いっぱい、脳の一部を鋭敏に保ちつつ、ゆっくり助走を始めるとしようぜ。