ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

リンゴ薪の出番だよ!

2022-02-07 11:02:51 | 暮らし

 どうにか2月、厳冬をやり過ごせた。さすがにこの寒さ、雪の多さ、こたえるぜ。でも大丈夫、薪たっぷりあるからな。遠慮すんな、バンバン焚いて行こうぜ、って思いっきり贅沢に薪をくべてる。我慢なんてする必要なしだ。深夜だって、ストーブにぎっちり詰め込んで、朝まで暖かさ残るように。

 薪置き場の積み方のせいもあって、ここまでナラの薪を主体に焚いてきた。長さもきれい、割り方もすっぱり、これぞ薪ぃぃぃ!って姿だから、まとめて運ぶのは楽なもんだ。ストーブ横にその日の分を積み上げても、様になる。うん、いかにも薪ストーブある暮らし!だぜぇ。

 が、次々掘り出すように手前から奥へと進んで行った薪利用もどうやら突き当りの壁部分に到達しちまった。もちろん、まだ5棚分、雪に埋もれて外にあるから、いざとなったらそいつらを発掘すりゃいいのさ、心配はいらない。まだしばらくはこの突き当りの壁を崩して運ぶってことだ。

 この一角、ほとんどがリンゴの薪なんだなぁ。いや、燃えるよ、火力も強い。3反部分ももらえて大助かりさ。ただ、この形がなぁ・・・。なんとも運びにくい、積みにくい。ほら、瘤とか節とかあって割るのに苦労したんだ。って言うより、そういう塊は斧じゃ割れない。小さめならそのまんま我慢だし、大きいものはチェーンソーで切り分けた。およそ、不ぞろいでごろごろと石の塊のようなんだ。運搬用バッグに入れても落ち着き悪く、すぐに転げ落ちる。ナラのように一度にだっぶり運ぶなんてできやしない。仕方ねぇなぁ、回数増やして必要量運び込むしかないぜ。

 ストーブにくべるのだって、火力が上がってからじゃなくっちゃ燃え始めない。燃焼開始時には多めの焚きつけも必要になる。これには大切にしてあるナラ材の小割りを使う。ガンガン火を起こして燃焼室の温度が上がって、やっとリンゴ薪塊を放り込むことができる。うっかり下火になんかしてしまったら、再度燃え立たせるのに時間がかかるから、常に火を絶やさぬよう、火力を落とさぬよう薪の補給に気を使ってる。うーん、ちょい面倒!

 なぁんて、贅沢言ちゃなんねえよ。この3反部のリンゴ、これがあるから、この先2月、3月を乗り切れる。雪掘って棚に積んだ薪を取り出す必要もない、はずだ。しかも、燃え始めれば火持ちもいいし、何より火力がある。ありがたいことじゃないか。ああ、昼間は燃やさず我慢しようか、なんて先を見越してけちる必要もない。感謝だ、感謝!

 ほら、まだこんなにたっぷりある。いつまででも寒波来ておくれ、って違うか。

 

 

コメント
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