1月半ばに作ったキムチ3回目、きれいに食べ尽くした。残った漬け汁だって、キムチ鍋にしたり、炒め物の調味料にしたりして無理なく無駄なく使い尽くした。
漬け方、レシピを思い切って変えたのが、売れ行き好調の原因だな。どこ変えたか?
まず、砂糖をだっぷり甘み主体にしたろ、ニンニクも豪勢、リンゴ、タマネギもケチらず、そして、決め手はキムチ糊を作って入れたことかな。これで一気に本格派、本場に近いかどうかはわからないが、間違いなく美味くなった。
あっ、それと、下漬け白菜の塩抜きを徹底したことも、丁度よい味加減になって、箸が進んだ理由だぜ。隣りに並んだ山形青菜漬けの方は塩分強め、味濃い目で評判いまいちなのと好対照だな。
こんなに塩分控え、糖分多くしたら発酵も早いんじゃないか?って心配もこの冬の寒さに救われたみたい。まっ、1回の漬け込み量が白菜4株と少なくして食べきるようにしたのも大きいけど。
さて、4回目だ。
うーん、油断したかなぁ。下漬け白菜の塩抜き、2度も真水にさらしたのに十分抜けきってない。
キムチ糊も適当に作ったせいか、つけ汁にねっとり感が足りない。あんなに砂糖ドバドバ入れたのに、甘みも薄い。今シーズン最低の出来になっちまったぜ。最後のキムチだってぇのに。
でもな、後から味を調整することもできるってことも発見したんだよ、この冬の漬物で。
青菜漬け、あんまりにも塩っぱいし、甘みも出汁も効いてないんで、後から、砂糖溶かしただし汁に酢と焼酎加えて、追い汁?してみたんだ。上手く全体に回るかどうか?心配だったけど、青菜をひっくり返したりしなくても全体にまんべんなく味が滲みわたって、そこそこ楽しめる漬け具合になった。
なぁんだ、そういうことか!最初の漬け込みが納得行かなくたって、後々、手直し可能だったんだ。この発見は大きいぜ。
って、ことだから、4回目白菜も、近日中にリニューアルすることにしよう。上がったキムチ汁でキムチ糊溶いて砂糖も加えて塩味のをカバーする。そうだ、リンゴとタマネギとニンニクの摺りおろしももっと足してもいいかな。
こうやって、途中味変、使い方違う!しながら、好む美味しさに迫っていけばいいんだ。
さぁ、この冬最後のキムチ、存分に楽しむぜぇぇぇ!